校長挨拶

生徒一人ひとりを大切にし、社会で活躍し人生を豊かに生きる生徒を育成する学校

 

 本庄高等学校定時制ホームページにアクセスしていただき、誠にありがとうございます。
 本校は大正 11 年(1922 年)に本庄中学校として開校し、 104 年目を迎えた歴史と伝統ある学校です。昭和 23 年(1948 年)に、新制度により本庄高等学校として新たに出発をしたことに合わせて定時制課程が開設され、今年で 77 年目を迎えています。本庄・深谷地区では唯一の夜間定時制高等学校として、「生徒一人ひとりを大切にし、社会で活躍し人生を豊かに生きる生徒を育成する学校」を「目指す学校像」に掲げ、日々の教育活動を展開しています。
 生徒たちは、昼間は働き、夜は学ぶという生活環境の中で、自立できる力を獲得するため、意欲的に学業に取り組んでいます。本校では、生徒たちが「人生を豊かに生きる力」を獲得すること、すなわち一人ひとりの「幸せ(ウェルビーイング)の実現」を教育の柱に据え、その土台となる以下の 3 つの重点目標を大切にしてまいります。

 1 つ目は、「質の高い学びによる基礎学力の定着」です。一人ひとりの学習状況を丁寧に把握し、個に応じたきめ細かい指導を行うとともに、学習ボランティアや日本語支援員といった専門の外部人材も積極的に活用し、学びの意欲と成長を全力で支援します。

 2 つ目は、「多面的な生徒理解と心のケア」です。生徒の気持ちに寄り添い、深い理解に基づいた信頼関係を築きます。スクールカウンセラーや就職支援アドバイザー等とも連携し、安心して自分らしく過ごせる学校づくりを推進します。

 3 つ目は、「社会を生き抜く人間性の育成」です。挨拶や礼儀、コミュニケーション能力といった社会人としての基盤を育てるとともに、進路意識を高め、生徒が将来、社会を担う一員として自信を持って羽ばたけるよう支援してまいります。

 生徒たちが置かれた環境や抱える事情は様々ですが、学びたいという志に優劣はありません。私たち教職員は、生徒一人ひとりのスタートラインを大切に受け止め、「この学校で学んでよかった」と思えるよう、自己実現に向けた一歩一歩をどこまでも粘り強く支え続けてまいります。

 引き続き、本校定時制課程の教育活動に、温かいご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 

令和 8 年 4 月 埼玉県立本庄高等学校長

有賀 弘一