校長挨拶

生徒一人ひとりを大切にし、社会で活躍し人生を豊かに生きる生徒を育成する学校


 本庄高等学校定時制ホームページにアクセスしていただき、誠にありがとうございます。
 本校は大正11年(1922年)に本庄中学校として開校し、103年目を迎えた歴史と伝統ある学校です。昭和23年(1948年)に、新制度により本庄高等学校として新たな出発をしたことに合わせて定時制課程が開設されており、今年で76年目を迎えています。本庄・深谷地区では唯一の夜間定時制高等学校であり、「生徒一人ひとりを大切にし、社会で活躍し人生を豊かに生きる生徒を育成する学校」を「目指す学校像」に掲げて、毎日の教育活動を展開しています。
 生徒たちは、昼間は働き、夜は学ぶという生活環境の中で、自らの資質を高め、社会で活躍し、自立できる力を獲得するため、毎日の教育活動に意欲的に取り組んでおります。
 本庄高等学校定時制では、大きく2つの視点を大切にして毎日の教育活動を展開してまいります。

 1つ目は、「基礎学力の向上と定着」です。様々な事情で、中学校までの十分な学習に取り組むことができなかった生徒であっても、一人ひとりの学習状況をしっかり把握し、個に応じたきめ細かい指導を展開し、希望する進路の実現のため精一杯支援してまいります。

 2つ目は、「社会で生きて働く力を育てる」ことです。生徒たちはこれから先、様々な場面で、多くの人とかかわりを持ちながら、社会を担う大切な一員として活躍していくことになります。本校では、社会人として必要な挨拶や礼儀、言葉遣い、コミュニケーション能力や協調性といった人間性や社会性をしっかり育ててまいります。

 この二つの力「確実な基礎学力」と「社会で生きる力」が、「人生を豊かに生きる力」になります。本校では、生徒に「わかった」「できた」「ほめられた」体験を積み重ねさせる活動を進め、教職員一丸となって精一杯支援してまいります。引き続き、本庄高等学校定時制課程の教育活動にご理解とご支援をお願いいたします。

令和6年4月  埼玉県立本庄高等学校長 小林 美奈子