女バス日誌
R4 新人戦北部支部予選 結果報告
10月から始まっていた長い新人戦の予選が終わりました。
気が付くともう景色は冬で、本庄らしい強い風が青い空をバックに枯葉を揺らしています。本庄高校は敷地が広く、広葉樹も多いので風に吹かれて転がっていく落ち葉を掃く業務さんの仕事が大変そうです。たまには部活で落ち葉掃きでもやってみようかな...
結果は ここ にありますが、3位になりました。
Wildcatsは夏の成績で4シードを貰っていて、初戦は熊商を大差で破ってきた東京農大三高。「練習し、筋トレして鍛えてあるなぁ...」というチーム。結果だけだと見えませんが4ピリで一度6点差くらいにされています。ここのところ抽選で当たることが多い東京農大三高はどんどん強くなっているチームだと思います。ヤバかったです。が、ここで勝てたので、北部に与えられた8本の県大会出場の権利は得ることができました。ですが、そもそも今大会のベスト4のシードを貰っているのですから決勝リーグへ進むことが1つの目標でした。リーグ戦に進めれば負けても負けても(笑)3ゲームやらせてもらえる!
が、次の深谷第一戦も苦戦。なかなか深一のディフェンスを攻略できず、リードされて前半を折り返しました。最後はようやく相手のディフェンスに少し慣れたみたい?それとも相手が疲れた?鍛えているのは向こうだと思うけど...
これでベスト4に入ることができ、待望の決勝リーグ。初戦は本庄東戦。夏に苦杯を嘗めさせられた相手です。夏の県北選手権ではいいようにやられ、こちらは何もできない感じ。本庄東はチームとしてとるディフェンスの方法と、選手の構成がハマっている感じと言えばいいのかな?バランスの良いチームです。近くにある学校ですから練習ゲームもやらせてもらっていますが、リードしてピリオドを終えられた記憶がない...
でも、農三、深一戦と、同じようなオフェンスでの苦労をしてきたので選手達は慣れてきていた(実は顧問もです)のか、リードされながらもこれまでのような嫌な感じはありませんでした。「相手のスリーが落ちないけど一試合入り続けることはない」などと話しつつ、オフェンスでは上手く相手ディフェンスの裏を突いたりできていて、そして実際に東高のシュートが落ちる時間があって徐々に点差を詰めていきます。こちらが相手のディフェンスを攻略する回数が増え、最後の最後に追いつき、そしてOTで逆転するという理想的な勝ち方ができました。これは気持ち良かった。これで夏の県北選手権の報告で変な書き方をしていた3位(以上)を今度こそ(ほぼ)決めたということです。
この先は連敗したので文字数の都合で省きます(笑)
苦しみながらも決勝リーグに進むことができ、そこでは酷くボコボコにされた訳でもなく、どのゲームでもリードする場面もあったり、リードされてもその差を詰めたりとちゃんと試合になっていた。なので、あとはコートに立つ選手の消耗を考えたり気持ちを整理させたり、相手とのマッチアップの関係で選手を入れ替えたりしていくベンチワークが要求されるような場面があり、そこで上手く交代やタイムアウトを取れたのかなぁ...と反省中です。...いや、自分達の持ち味を出し、頑張ってプレーしてくれたそれぞれの選手達のお陰でこの成績を得られたのであって「コーチである自分が何とかしていれば...」と思うのは思い上がりですね。
これでWildcatsは2年続けて新人戦の県大会に出場できます。昨年の県大会では、初戦、緊張からか第一ピリオドで2点しか取れず、結局最後はそこの差で負けてしまっているのですが、今年は2回目なので選手の多くもそして顧問も少しはマシなのかな?平常心で挑みたいです。
それと、「せっかく県大会に行くのだから会場は普段やれない遠くの体育館がいいな」などと暢気な旅気分を味わおう...なんてことももう考えるのはやめましょう。春日部市庄和体育館は遠過ぎました。試合開始の時点で既に薄暗かったし、試合が終わったら真っ暗で「この子達これから本庄まで帰れるのか...?」と心配になったことを思い出します。他地区のチームがシルクドームやエコーピアを引いて「それどこ(・_・)?群馬県?上尾でやらせてよ」って思っているんだろうな、と改めて理解しましたね。
さて、無事に大会を終えました。ついにWildcatsにも大会前にコロナの陽性者が複数出てしまい、大会出場も危ぶまれたりしたので本当にほっとしています。チームはこの新人戦だけで5ゲームを戦うことができ、経験値を上げることができたと思います。どこも強かったし。そして大会最終日のリーグ戦に残り、上手な審判の方達に担当してもらい、最後の試合をメインのコート側でやらせてもらえた。制限がありながらも保護者の方達が応援に来てくれていて全ての試合を見守ってもらえた。オマケにウインターカップに出る本庄東男子の試合をかぶりつきで観ました(いえ、TOですが)。もう言うことなし。感謝しかありません。
R4 県北選手権大会(夏の大会)報告
相変わらず遅い報告です。
結果は3位(注4位(注5位))でした。まぁ...5位なんですけどね(笑)
とにかく酷いクジを引いてしまいました。むむむ...これは...大会第一シードの筈だった早大本庄を始め、秩父、熊谷女子、鴻巣女子、熊谷西...ヤマにいるチームが全部強い...そして日程もキツい。泣きたくなりました。...がWildcatsは頑張りました。
8月17日に一回戦、大妻嵐山会場で鴻巣女子。18日に二回戦、熊谷市民体育館で熊谷西。19日に三回戦に至っては秩父農工科学で早大本庄。どれも接戦だったし3日連戦は消耗もしました。だからこの恐怖のブロックを勝ち抜いて戦った4戦目(4回戦)の対本庄東は身体は少し休めてから戦えた...筈でしたが、相手のディフェンスを崩すことができず、上手に中から外からバランス良く攻められてしまいました。完敗でした。
最初に順位のことで変なことを書いているのは、組合せ抽選を見てもらえば分かりますが、この大会に正智深谷が出てくれることになっていて、Wildcatsも正智と準公式戦でやらせてもらえる(=ベスト4に入る)ことを目標にしていたのですが、結局、正智深谷は事情により棄権することになって、だから「正智は大会で一度も試合することなく棄権なのだから順位には関係せず、うちが4位だろう...いや、3位決定はこの変則トーナメントのお陰でできないことになっていたから3位タイなのでは?と勝手に内輪で話したりしていたからです。頂いた賞状にはしっかり”5位”と書かれていました。(ちなみに高体連の支部レベルの試合では順位と学校名は鉛筆書きの賞状を貰って、学校の書道の先生に墨で書いてもらったりします。)
昨年度から公式試合他でたくさん試合ができていて選手にはとても良い経験になっているし、今回は強いチームと競った上で勝つことができ、自信もついたと思える大会でした。そして何より、県大会に出るチャンスが最も大きい新人戦の北部支部予選でベスト4シードを取ることができたのがとてつもなく大きい!!
何度かここで書いてきていることですが、自身がシード校であればベスト8に入るまでシード校と対戦することがありません。48チームで行うことになっている新人戦県大会では北部も8チーム(去年は9チームだった)県大会に出られますからこれは楽になる。あとは自分達の下に抽選で何処のチームが入ってくるか...楽しみです!
2022夏 夏休み日記
コロナ騒動が続いています。
なんでも現在日本は世界で最も感染者が多く報告される国になっているとのこと。へぇ、と驚きますがもう他国では感染者の全数把握はしていないのだとか。
そして酷暑。6月が酷かったので却って夏休みに入ってからはマシな気さえしますが、体育館の温度は35度を越えています。いるだけで汗を掻き、疲れてしまう。
よって今年は三勤一休方式でいくことにしました。3日練習をしたら1日休み。先に部員にそれを伝えてオープンキャンパス等に積極的に参加するようにも促しました。
松山女子遠征。越谷南、国際学院、志木が来ていました。
大宮北遠征。草加西、聖望学園、浦和第一女子、深谷第一、大宮南が来ていました。
本高には深谷商業、本庄第一、成徳深谷が来てくれて、WC前にでしたが寄居城北に伺って、それぞれ練習試合を行っています。
ウインターカップで一回戦負けをしてしまったので7月中旬から下旬にかけて少し空いてしまいました(実はもう少し勝ち上がれるつもりだった。甘いですね...)が、まぁ、これくらいやっておけば、と思う数の練習試合はこなせました。
8月8,9,10日と校内合宿を行いました。2万本シュートを打ちましょうとかスリーメン10分で100本入れるまで帰れませんとか無理なことを達成するぞ的なものではなく、お泊まり会ですね。食事を自分たちで用意したり、引退した3年にも声を掛けたり(この3年生は一度も合宿がなかった)そういうイベント的なものでした。選手間の懇親を図るためのもの。
この後にコロナのクラスターが起こったら大会にも間に合わないよな...とも思ったのですが、その危惧を選手にも伝え、十分できる注意はしよう、と促してチームワークの強化を優先しました。結果、感染者は出ず(これまでWildcatsは陽性者を一人も出していません)部員の親睦も図れたかな、と。
そしてもう一つ。
合宿の初日、普通の練習の筈だったのですが、深谷のビッグタートルで行うキャンプ(多くのチームが入れ替わりながら対戦する)に来ませんか?と、過去、児玉高校を中心に行われていたキャンプを復活主催しているメンバーから声が掛かり、急なことだったのですが出掛けたのです。参加予定だった地元チームに感染者が出て穴が空き、対戦予定はもう組まれてしまっているので来てくれそうなチームを探したのでしょう。
福島西、日体大荏原、高崎女子、東京学館浦安、金沢、八王子学園、草加南、熊谷農業、滑川総合、松山女子...桐蔭横浜大学もいましたね。全てと当たったわけではないですが、素晴らしい経験をさせて貰いました。自分の中で8月12日の大宮北遠征が夏休みのヤマになる筈だったのに、8日に行ったこれが凄すぎて霞んでしまうほど。特に福島西とやらせてもらえたゲームでは「!?」という感覚を味あわせてもらった感じ。向こうはこちらのことを知らないので恐らく普通にメンバーを出してきてくれたのでしょう。カルチャーショック的なレベルの違い。ベンチで観ていてそうだったのですから、実際にプレーした選手は...
こんな言い方は遠路はるばるやって来ていた福島西高校さんには失礼かもしれないですけど良いもの見せてもらったな、という感じです。
これらの経験全てを県北選手権での躍進に繋げよう!
R4 ウインターカップ予選 報告
7月の終業式前から始まるウインターカップ予選と、お盆過ぎに行われる県北選手権(新チームで行う北部支部の大会で、最初の公式戦、新人戦のシード順を決める意味がある)の抽選がありました。
相手はウインターカップの方は秩父高校。”Harder Way”を選ぶと部訓に掲げる頑張り屋さん軍団。何回戦っても100%の力で当たってくる感じが手強さを感じさせ、気持ちが怯みます。選手をこうさせるコツがあるのなら教えて欲しいです。40分間立ったまま1プレー1プレー叱咤激励するコーチは私と同じ歳の先生なのですが...
県北選手権の方は更に嫌なクジでした。つい先日負けた熊谷西の下を引いてしまい、本庄高校の隣には鴻巣女子が入ってきました。そして先を見てみると早大本庄の下に秩父と熊女がいて...
4ブロックあるはずなのに何か来て欲しくないところが皆このブロックにいないか?...と思うのは実はだいたい毎度のことで、それは自分のところが強くないから。結局自分のところが頑張って強いチームになるしかない。
秩父高校との試合は結果を書くと逆転負けでした。ずっと接戦ながら1,2,3と各ピリオドともリードをしていたのですが最後の最後にひっくり返されました。怪我人も出たしタイムアウトのタイミングも拙かった。逆転されてからもなお粘りましたが3点差で負け。一回戦敗退です。残念。
R4インハイ予選報告
前回の支部選手権はいくつも棄権チームの出る大会になってしまいました。松山高校に至っては県大会を出場辞退するという酷いことになっています。
前回、オミクロン株が急激に感染拡大していく前、東京の感染者数が二桁とかになっていた頃のように、現在はオミクロン株の蔓延は終息に向かっているように見えます。このまま新しい変異株が来なければ...甘いか...
総体予選は順調に全ての試合が行われました。まず、それが喜ばしい。
Wildcatsは一回戦はシードで、二回戦の相手に「来るなよ...」と願っていた熊谷女子が入ってきていました。詳しくは知りませんが、熊女は色々あったらしく、力的に本来いるはずのないノーシードの中にいたのです。他にもノーシードになっている中で頑張っていて強いチームもあるのですが、熊女はその中で一番自分たちのヤマに入ってきて欲しくない相手で、実際、苦戦しました。
第四ピリオドが始まった時点で1点負けていたのです。しかし今回はわりと上手くタイムシェアをすることができていて、選手一人一人の疲労はコントロールできていたと思います。結果として四ピリで追い越し、突き放すことができているので良い試合運びだったと言えるのでしょう。
代表決定は翌日のシルクドーム、対早大本庄戦。第一ピリオドでは早稲田のシュートが落ちず、またオフェンスリバウンドをかなり取られてしまい、30点取られました。こちらはインサイドへのアタックを止められて、いきなり20点差です。そこから諦めずに戦って、第四ピリオドの途中、3点か4点差にまで迫ったと思うのですが、こちらのベンチワークでタイムアウトが上手く取れず、怪我をした選手を治療している間に点差を広げられてしまった感じです。
試合に出ていなかった3年生をコートに出すタイミングに迷いました。残り数分のところで10点程度の差だと交代をさせにくい。ずっと一緒に練習をしてきて、やっと上手にボールに関わることができるようになってはいたのですが、「逆転を」と信じてプレーをしているコート上のプレーヤーを納得させることができるのか...と。
結局、一番プレー時間の短い3年生がコートに立ったのは9分を過ぎてからだったかもしれません。引退をする(であろう)試合に数十秒しかコートに立たないことはどういう意味なのか...私には難しい問題で、顧問を辞めるまでに正解が見つかるとは思えません。
これでWildcatsは新体制にかわります。新チーム最初の大会はウインターカップ予選。7月中旬というバスケットボールには向かない時期に行われます。3年前だったかな?松山女子高校会場は38度くらいあったような...他の行事との兼ね合いといえばそれまでで、新人戦のシード決めはもともと夏休みにやっているのですから、暑い時期にやること自体は仕方のないことかな、とも思います。
ですが、以前も書きましたが、公立高校の進路指導と埼玉県の現ウインターカップ予選のあり方には齟齬があります。
それに出て戦うことと、そうでなくとも1日の一定時間を部活動に費やして勉強する時間に制限のあった生徒が、推薦を利用しての大学進学(今や6割超の大学進学は推薦入学によるものです)を考える時、1学期の成績=3年生の成績であることを鑑みると期末考査のある程度以上前に部活動を引退しないと非常に大きなハンデを負うことになる、という事実です。たかが数週間、とか、ここまでやっておいて、とかいった理屈は後からそこに大会を置いた側が言う台詞ではないと思います。この日程、予選のあり方は間違っています。
支部選手権(関東大会予選)報告
未だにコロナ騒動の中にいます。
幸いWildcattsは部員からは感染者が出ていないのですが、もう、感染者を出したか否かはチームの中に風邪を引いて体調が悪い子がいる程度の意味しか持たないような気もします。もちろん、手洗いや密になることの回避は指示していますが、この状態から脱していく道筋をそろそろ考えていかないといけない気がしています。先鞭を付けるのには勇気がいるのでしょうがそれが大人の役目でしょう。
新人戦で県大会に出て、シードを持っている抽選でした。8隅はもらえるはずなので...と考えて、もしブロックの代表決定まで行けるなら...と、その相手を予想したりしていました。もしかして「熊西?...」と思い当たって、顧問としてはあまりやり易い相手ではないな...と思ったり。ですが、やっと県大会に出たチームなのですから、決定戦で戦う相手がうちより強そうなのは当然です。そして抽選会で発表されたシード順は予想通りでした。初戦の二回戦、相手は鴻巣女子と本庄第一の勝者。どちらも弱くないのですが、勝ち上がってきた本庄第一には落ち着いて戦うことができ、決定戦に進みました。
公式戦って面白いです。
どのスポーツでもそうなのでしょうが、ゲームには流れがあってその最初の流れがこちらに傾きました。第一ピリオド、面白いように攻撃が決まって、いきなり18-3くらいのランになって会場がザワザワしてました。それまでの戦績から熊西が強いと会場の多くの人が思っていたのかもしれません。その後、案の定というか流れは熊西側に傾いて、第二ピリオドの終わり間際に連続で得点され、前半を終えて2点リードされて折り返し。
後半は熊西に押されて苦しむも、第四ピリオドにもう一度流れを引き寄せて点差を詰め、でも、最後は7点差で負け。
新人戦は8チームほど県大会に出られますが、関東大会はその半分しか出られません。逃した魚は大きい、と言う他ない。7点という点差はベンチの采配だったり、あのフリースローを一本入れ、ルーズボールとリバウンドを一本ずつ取っていれば...の差でひっくり返るものなのです。「惜しかったけど頑張ったね」ではなく、「あのルーズボールを奪い、あのリバウンドを取ったから...」と試合後に言えるように努力を続けよう!
新人戦県大会結果報告
随分遅くなってしまいました。半年遅れの報告です。
今、WildcatsのOGが本庄高校に教育実習に来ていて、新人戦の北部支部予選で「これに勝ったら県大会!」という試合で負けた話などをしていて、ここで報告をしていなかったことを思い出しました(^^;)
抽選で坂戸西高校と当たることが決まり、年明けなんと3日から練習を再開。初戦が1月15日と決まっていたので少しでも身体を動かし始めたかった。そして普通は大会の前は練習試合をやらないのだけど、4日に大宮北にお邪魔させて貰い、7日には熊谷市民で熊西そして鴻巣とゲームをさせて頂いて気合いの入った状態で新人戦に臨めました。
結果は8点差で坂戸西に負けてしまいました。県の速報サイトに本庄 54 - 62 坂戸西(2-14,15-20,22-8,15-20)とある通り、第一ピリオドに2点しか取れず、その後、並び掛けるところまではいき、相手の肩に手が掛かった辺りまで行きましたが最後は突き放された感じ。とにかく選手達が緊張していてガチガチだった(本当は顧問副顧問もです)ので、まぁ今度県大会に出られれば少しはマシになるかな、と。だって次は二回目だから。
実はこの大会はこの日で中止になってしまいました。オミクロン株が一気に感染者数を増やして、年末の「そろそろコロナも終わりかね...?」的なのんびりした感じは年明けにあっという間に吹き飛ばされ、大会のあった週は月曜から様々な情報が錯綜する混乱状態でした。同じように県大会に出られたはずの熊谷西などはこのせいで振り回された挙げ句、結局県大会では試合をしていないのです。令和二年度も、支部の大会は実施して代表は決めたのに、県の新人戦は行われなかった。今年10年振りに県大会に出て、そして試合もできたWildcatsはラッキーなのかもしれません。
この幸運を味方にさらに頑張ろう!
リーグ戦
リーグ戦が行われました。いや、行いました。
今年に関して、本高は本庄市にある3つの私立高校、本庄第一、早大本庄、本庄東との4校のリーグに組み込まれました。これはバスケットボール協会主催の大会(?)で、これから手探り、試行錯誤をしつつ進んでいくことになるのだろうと思います。"負けたら終わり"のトーナメントとはまた違う意義を見つけられれば良いなと考えています。
「今年からリーグ戦やるよ?」
とは春から謳われていて、上記の組合せも決められていました。が、1学期には関東大会、インターハイ(とウインターカップ)の予選があるのでどう考えても無理。そして2学期は分散登校やら何やらあって、文化祭、体育祭、修学旅行に至るまで様々行事が行われるし、考査の時期が微妙に各校ずれていて、更には新人戦が3週間以上にわたって行われていたので、やっと隙間を見つけたという感じです。
幸いなことに本庄地区には県大会でも使われているシルクドーム(カミケンシルクドーム)があるので、年末にそこに集まって四校でやることにしました。四校まとめて集まるには学校ではちょっと狭いかな、と。隣ではバレーの大会が行われていて、道具もデジタイマー、24秒計からTO用の机、椅子も全て持ち寄り。審判も個人的に公認の方にお願いして...これでリーグ戦参加費が徴収されるって一体...
でも、何もないところから始める面白味は味わうことができました。Wildcatsが一番部員は多かったように思いますし、準備や片付けでも積極的に働き、試合結果は...全員で戦って...愉しみました。
県大会
女バス日誌の簡単なタイトルに「一緒に県大会出場を目指しましょう」と書いています。
今年の新人戦、一回戦で鴻巣女子を破った後、寄居城北とベスト8をかけて戦いました。結果は北部のサイトにある通り競り負け。正直ショックでした。寄居城北には毎年練習試合に伺わせて頂いていましたが、今年はこれまでとは違って「戦えるかな?」という手応えがあったからです。城北の顧問は埼玉の国体監督もされていた、きちんとバスケを教えてチームを作られる方で、そう簡単に勝てるはずのない相手なのは分かっていました。練習試合でできていたことに上手く対応され、そしてこちらは相手が狙ってくるプレーにきちんと対応できなかった。試合前に怪我人が続けて出てしまったことも一因なのでしょうが、それはどのチームにもあることなので言い訳にはならないと思います。
しかし話はここからです。実は今年は北部地区の女子には比例配分の7プラス2で9枠の県大出場権が与えられていました。総体予選で正智深谷と滑川総合が県ベスト8に入ってくれたお陰で地区にこの2枠が割り振られたのだと思いますが(男子では、県1位のシードを持つ正智深谷は自身が県大会にシードされ、地区に対するその分の枠の配分はない。よって北部男子は北部支部予選に参加した28チームのうち7位までに入ったチームにしか県大会出場権が与えられない)女子はベスト8決めで敗れた8チームで残り1枠を賭けた敗者復活トーナメントが行われることになっていたのです。これを最後まで勝ち抜いたチームが9枠目の県大会出場権を得られる、という厳しい条件でしたが、Wildcatsは深谷商業、秩父農工科学、そして鴻巣を破って県大出場権を獲得することができました。11月6日に鴻巣女子に勝ち、13日に寄居城北に負けた後、20日、21日、23日と連戦だったので部員は大変だったと思います。いや、もしかしたら戦ったどのチームよりもWildcatsは選手の数が多く、相対的には有利だったのかもしれません。
公式戦を戦うというのは練習試合とは全く違う経験です。練習試合は練習です。高体連の公式戦は関東大会、インターハイ、新人大会のわずか3つのみで、Wildcatsのようなチームにはその存在意義が微妙な現在のウインターカップ予選や、夏に行われる各地区の順位決めの大会を数えても年に5回しか"大会"が行われないのです。
そんな中でこの新人戦では敗者復活トーナメントに回ったお陰で計5試合「勝たねばならない」公式戦を戦い続け、そして実際に勝ち抜きました。この経験は大きいと思います。県大会に出られたことも嬉しいですが、長い緊張に耐え、力を出し続けた部員の成長を誇りに思います。ウインターカップ予選と夏の大会ではそれぞれ1つずつ勝った後、両方とも松山女子に敗れているのですが、これでここまでに合計9試合、既にこのチームで公式戦を戦っています。いや、県大会でも試合ができる訳ですから10試合以上、戦うことになります。
選手のみんな、期末も正月もあるけど、体調を整えて県大会出場が形だけの記念のようにならないよう頑張ろう!10年振りですよ、と連絡をくれた前顧問や、これまでにもあと少しのところで県大会を逃した先輩達のためにも、Wildcatsが継続して努力を続けていることを見せて欲しい。Wildcatsには戦う力がある!
部活動体験
8月8日土曜日に本庄高校女子バスケットボール部の部活動体験を実施します。
既に多くの中学生の方々に申込みを頂いていますが、見てみようかなと考えている方はこれからでも大丈夫ですのでFaxをしてください。 部活動体験申込書
部員は8時頃には登校し始めて部活の準備をしています。一緒に練習を希望する場合は9時よりも少し早めに来て着替えを済ませると良いかもしれません。(見学だけでも大丈夫です)
校門を入って、左手に第1グラウンドを見ながら進むとロータリーがあり、そこを左に曲がります。
そして50m程進むと体育館があります。
右上に体育館の二階へ上がる階段が見えていますが、その階段の登り口が体育館の入り口でもあります。なのでこの辺り(この写真よりもう少し中に進んで下駄箱があるあたり)で部員が待っているので声をかけて下さい。体育館の中に誘導します。8:45くらいまでに来て頂けると助かります。