令和6年度 考古学部 活動報告
考古学部は、平日火曜と金曜の放課後1時間半程度活動しています。活動内容は、考古学に限定せず歴史的なテーマを決め図書館の書籍やインターネット等を活用し研究しています。 また、話題になっている博物館の展示や遺跡・史跡等を年数カ所巡検しています。巡検したことをパソコンで文書にまとめ、文化祭等で発表したり、埼玉県立さきたま史跡の博物館で体験したまが玉づくり体験等を実施しています。また、昨年度は日本考古学協会主催高校生ポスターセッション出場し、入賞することができました。
今年度の第1回は、4月6日(土)に栃木県足利市の鑁阿寺と足利学校を巡検しました。当日は本庄駅に8時45分に集合し、高崎線に乗車し高崎駅で乗り換え、足利駅に10時43分に到着しました。足利駅北口から10分ぐらい歩き、足利氏の邸宅跡であり、足利氏の菩提寺である真言宗鑁阿寺を巡検しました。先ず、南門から境内に入る前に足利市で建てた足利尊氏銅像前で記念写真を撮影しました。鑁阿寺は、中世武士邸宅跡の面影を偲ばせる広大な敷地に建立されており、周囲を堀で巡らし、堀の中を鯉やカルガモが泳いでいました。伽藍が整備されており、本堂は国宝、樹齢数百年の銀杏の大木が立っています。境内の伽藍を見学した後、東門、北門、西門の各門からも境内に入りました。足利氏は清和源氏の一族であり、平安時代後半に足利義兼が開発領主として土着し、鎌倉時代は北条執権に仕え、有力御家人として繁栄しました。その末裔が室町幕府を開いた足利尊氏です。
次に、数百メートル歩いて、戦国時代にフランシスコ=ザビエルにより「坂東の大学」=儒教の学問所としてヨーロッパ諸国に紹介された足利学校を巡検しました。現在の門や建造物は後世に復元されたものですが、建物内の展示を見学し、如何に今日に至るまで当時の学問所を維持し、書籍を保存するために重要な役割を果たしてきたことを学ぶことができました。すでに、中国の宋から伝わった書籍は本国には存在しないものもあり、国宝に指定されていることを知りました。明治・大正・昭和の元号の出典となっている書籍が国宝に指定されているとのことです。
巡検場所は、鑁阿寺と足利学校だけなのですが、あっという間に13時が過ぎ、あまから屋という食堂でカレーライスをとても美味しくいただきました。帰りは、行きと同様に両毛線と高崎線に乗車し本庄駅まで戻り、改札前で巡検したことを後日まとめる打ち合わせをして解散しました。下記のように、巡検写真を図書館入口のホワイトボードに掲示しています。
令和5年度 考古学部 活動報告
考古学部は、平日火曜と金曜の放課後1時間半程度活動しています。活動内容は、考古学に限定せず歴史的なテーマを決め図書館の書籍やインターネット等を活用し研究しています。 また、話題になっている博物館の展示や遺跡・史跡等を年数カ所巡検しています。巡検したことをパソコンで文書にまとめ、文化祭等で発表したり、埼玉県立さきたま史跡の博物館で体験したまが玉づくり体験等を実施しています。
今年度の第1回は、4月1日(土)に秩父市の三峯神社を巡検しました。当日は熊谷駅に8時半に集合し、秩父鉄道に乗車し影森駅で乗り換え、終点三峰口駅に10時17分に到着しました。西武観光バス三峯神社行に乗車し、11時20分に到着しました。何と片道約3時間の長旅で途中乗り物に酔ってしまう人もいましたが、まだ山桜や花桃が満開で花見や山並みの景色を楽しみながら、ヤマトタケルノミコトの東征の神話やニホンオオカミやパワースポットの話で盛り上がり、あっという間に時間が過ぎました。観光客の車が混んでいて駐車場入り口まで来ましたが、10分以上渋滞しました。
駐車場から山道を登りながら、三峯神社の名前の由来である雲取山・白岩山・妙法ヶ岳の眺望をスマホで撮影しました。参道前の鳥居と資料館の前で集合写真を撮りました。三峯神社の御由緒と境内図を見ながら鳥居から参道を三峯神社本殿まで登りました。観光客が大勢いて賑やかでしたが、参道両側の杉や檜の林の中を進むと自然と厳かな気持ちになりました。日本武尊像を見ながら、随身門をくぐり、本殿の石段を登り、参拝をしました。本殿の左横から社務所、温泉旅館興雲閣、売店を通り、御眷属である山犬(オオカミ)を祭る御仮屋神社を参拝し、秩父全体を眺望できる展望台まで登り集合写真を撮りました。本殿まで戻り、観光客と一緒に氣の御神木を参拝し、勇気・元気・やる気の氣をいただきました。最後に奥宮神社遙拝殿を参拝し、参道前の鳥居を再度拝礼し鳥居前の飲食店で雲取山を眺望しながら、秩父名物くるみ汁ざるそばを食べましたが、13時を過ぎていてとても美味しくいただきました。行きと同様にバスに乗車し三峰口駅まで戻り、改札前で巡検したことを後日まとめる打ち合わせをして16時半に熊谷駅に戻ることができる電車に乗車し、解散しました。下記のように、巡検写真を図書館入口のホワイトボードに掲示しています。
令和4年度 考古学部 活動報告 考古学部は、平日火曜と金曜の放課後1時間半程度活動しています。活動内容は、考古学に限定せず歴史的なテーマを決め図書館の書籍やインターネット等を活用し研究しています。 また、話題になっている博物館の展示や遺跡・史跡等を年数カ所巡検しています。巡検したことをパソコンで文書にまとめ、文化祭等で発表したり、埼玉県立さきたま史跡の博物館で体験したまが玉づくり体験等を実施しています。 今年度は、4月2日(土)に本庄市の塙保己一記念館「没後二百周年塙保己一の偉業」を巡検し、塙保己一記念館、塙保己一旧宅、塙保己一墓地等を訪れました。当日は9時半に本庄高校図書館前に集合し、本庄高校入口バス停から乗車し、児玉駅入口で下車し、児玉総合支所まで徒歩15分で塙保己一記念館に到着しました。入館料は無料ですが、展示内容はとても分かりやすく充実していました。まず、塙保己一の生涯についての映像を視聴しました。館内は7つの展示コーナー「1章保己一とふるさと」、「2章江戸の生活」、「3章群書類従」、「4章群書類従と版木」、「5章和学講談所」、「6章和学講談所の機能」、「7章塙保己一のすがた」に分かれており、日本語と英語の音声説明をヘッドホンで聴くことができます。塙保己一は、日本女医第一号の荻野吟子や三重苦を克服したヘレン・ケラーにも多大な影響を与えたことが解説されていました。記念館巡検後一万歩以上歩き、塙保己一旧宅と墓地を見学しました。現在も子孫の方が生活しながら保存されていることを知りました。巡検後の昼食は、郷土の銘菓である最中、手打ち中華そば等を食べるなど楽しく活動しています。 下記のように、巡検写真を図書館入口のホワイトボードに掲示しています。
令和3年度 考古学部 活動報告 考古学部は、平日火曜と金曜の放課後1時間半程度活動しています。活動内容は、考古学に限定せず歴史的なテーマを決め図書館の書籍やインターネット等を活用し研究しています。 また、話題になっている博物館の展示や遺跡・史跡等を年数カ所巡検しています。巡検したことをパソコンで文書にまとめ、文化祭等で発表したり、埼玉県立さきたま史跡の博物館で体験したまが玉づくり体験等を実施しています。 今年度は、4月3日(土)に深谷市主催「渋沢栄一翁と論語の里」を巡検し、旧渋沢邸中の家、渋沢栄一記念館、尾高惇忠生家、大河ドラマ館等を訪れました。また、4月29日(木)昭和の日に埼玉県立さきたま史跡の博物館を巡検し、まが玉づくり体験をしたり、稲荷山古墳出土国宝辛亥銘鉄剣を始め展示物を見学したり、実際にさきたま古墳群の丸墓山古墳と稲荷山古墳に上り忍城を眺望したり、竪穴式石室を観察しました。巡検後の昼食は、郷土の名物である煮ぼうとう、フライ、ゼリーフライ等を食べるなど楽しく活動しています。 下記のように、巡検写真を図書館入口のホワイトボードに掲示しています。
令和3年度 考古学部 集合写真
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