考古学部

 

 

   令和4年度 考古学部 活動報告 

  考古学部は、平日火曜と金曜の放課後1時間半程度活動しています。活動内容は、考古学に限定せず歴史的なテーマを決め図書館の書籍やインターネット等を活用し研究しています。   また、話題になっている博物館の展示や遺跡・史跡等を年数カ所巡検しています。巡検したことをパソコンで文書にまとめ、文化祭等で発表したり、埼玉県立さきたま史跡の博物館で体験したまが玉づくり体験等を実施しています。

   今年度は、4月2日(土)に本庄市の塙保己一記念館「没後二百周年塙保己一の偉業」を巡検し、塙保己一記念館、塙保己一旧宅、塙保己一墓地等を訪れました。当日は9時半に本庄高校図書館前に集合し、本庄高校入口バス停から乗車し、児玉駅入口で下車し、児玉総合支所まで徒歩15分で塙保己一記念館に到着しました。入館料は無料ですが、展示内容はとても分かりやすく充実していました。まず、塙保己一の生涯についての映像を視聴しました。館内は7つの展示コーナー「1章保己一とふるさと」、「2章江戸の生活」、「3章群書類従」、「4章群書類従と版木」、「5章和学講談所」、「6章和学講談所の機能」、「7章塙保己一のすがた」に分かれており、日本語と英語の音声説明をヘッドホンで聴くことができます。塙保己一は、日本女医第一号の荻野吟子や三重苦を克服したヘレン・ケラーにも多大な影響を与えたことが解説されていました。記念館巡検後一万歩以上歩き、塙保己一旧宅と墓地を見学しました。現在も子孫の方が生活しながら保存されていることを知りました。巡検後の昼食は、郷土の銘菓である最中、手打ち中華そば等を食べるなど楽しく活動しています。

  下記のように、巡検写真を図書館入口のホワイトボードに掲示しています。 

 

 

  令和3年度 考古学部 活動報告

   考古学部は、平日火曜と金曜の放課後1時間半程度活動しています。活動内容は、考古学に限定せず歴史的なテーマを決め図書館の書籍やインターネット等を活用し研究しています。

   また、話題になっている博物館の展示や遺跡・史跡等を年数カ所巡検しています。巡検したことをパソコンで文書にまとめ、文化祭等で発表したり、埼玉県立さきたま史跡の博物館で体験したまが玉づくり体験等を実施しています。

   今年度は、4月3日(土)に深谷市主催「渋沢栄一翁と論語の里」を巡検し、旧渋沢邸中の家、渋沢栄一記念館、尾高惇忠生家、大河ドラマ館等を訪れました。また、4月29日(木)昭和の日に埼玉県立さきたま史跡の博物館を巡検し、まが玉づくり体験をしたり、稲荷山古墳出土国宝辛亥銘鉄剣を始め展示物を見学したり、実際にさきたま古墳群の丸墓山古墳と稲荷山古墳に上り忍城を眺望したり、竪穴式石室を観察しました。巡検後の昼食は、郷土の名物である煮ぼうとう、フライ、ゼリーフライ等を食べるなど楽しく活動しています。

  下記のように、巡検写真を図書館入口のホワイトボードに掲示しています。 

       令和3年度 考古学部 集合写真 

令和3年度考古学部集合写真

     令和2年度 考古学部 集合写真 

     令和2年度 考古学部 巡検写真

10月31日(土)富岡製糸場巡検写真

11月14日(土)本庄早稲田の杜ミュージアム巡検

11月22日(日)行田市郷土博物館巡検

      令和元年度 考古学部 集合写真 

令和元年度考古学部集合写真

     令和元年度 考古学部 巡検写真  

陽雲寺巡検①

陽雲寺巡検②

陽雲寺巡検③

陽雲寺巡検④

行田市はにわの館巡検

埼玉県立さきたま史跡の博物館巡検

 上野三碑・御即位記念特別展巡検 本庄市立歴史民俗資料館巡検 

           平成30年度 考古学部 巡検写真 

はにわの館①

はにわの館②

はにわの館③

はにわの館④

 まが玉づくり体験①

まが玉づくり体験②

まが玉づくり体験③

まが玉づくり体験④

 

岩宿遺跡巡検

国立科学博物館巡検

   

      平成29年度 考古学部 巡検写真

埼玉県名発祥地碑

はにわの館①

はにわの館②

はにわの館③

はにわの館④

はにわの館⑤

群馬県立歴史博物館巡検

群馬県立歴史博物館

塙保己一記念館

塙保己一記念館

 

日誌

考古部日誌

1月7日(土)秩父神社・和銅遺跡・埼玉県立自然の博物館巡検

 今年度3回目の巡検を1月7日(土)に実施しました。晴天の穏やかな天候に恵まれ、秩父神社、和銅遺跡、埼玉県立自然の博物館を訪れました。当日は9時に熊谷駅秩父鉄道改札前に集合し、秩父鉄道乗り降り自由の一日フリーパス券を購入しました。先ず、秩父駅で降り、秩父神社を参拝し、各自の合格祈願をしました。権現造社殿の彫刻である子育ての虎、つなぎの龍、北辰の梟、日光東照宮とは反対の見る・言う・聞くの三猿などを見学したり、参集殿で休憩し、案内パンフレットをいただきました。次に秩父駅から乗車し、和銅黒谷駅で降り、奈良時代の朝廷に和銅献上で有名な和銅遺跡を巡検しました。聖神社前の急な坂道を登り、沢に沿った山の斜面の和銅露天掘り跡を見学し、和同開珎のモニュメント前で記念写真を撮りました。その後、聖神社を参拝し、和銅遺跡と和同開珎について境内案内板で改めて学習しました。再び、和銅黒谷駅に戻り、乗車し上長瀞駅で降り、お蕎麦屋でざるそばを食べ、休憩しました。最後に、埼玉県立自然の博物館に入館し、企画展「The蛇紋岩」と常設展を見学し、学芸員の方に蛇紋岩と翡翠の違いについて説明していただきとても勉強になりました。上長瀞駅で14時に解散しました。埼玉県の身近な歴史について改めて深く学ぶことができました。下記のように、巡検写真を図書館入り口のホワイトボードに掲示しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6月11日(土)葛和田の渡し、荻野吟子生家長屋門、荻野吟子記念館巡検

 今年度2回目の巡検を6月11日(土)に実施しました。梅雨に入り天候が心配でしたが、葛和田の渡し、荻野吟子生家長屋門、荻野吟子記念館を訪れました。当日は8時半に熊谷駅北口3番バス乗り場に集合し、バスに乗車し、葛和田で降り、黄色の旗を掲揚し赤岩の渡しのモーターボートを呼びました。手を消毒液で消毒しライフジャケットを着用し乗り込みました。乗船し周囲の風景を見ながら、かつての利根川渡船に思いを馳せました。あっという間に赤岩の渡しに到着し、乗船記念に運転手の方々と一緒に写真を撮りました。常夜灯が設置されている案内板で赤岩山光恩寺を確認し、500m位歩いて光恩寺境内に移築された荻野吟子生家長屋門をご住職より説明していただきました。光恩寺は、関東屈指の真言宗の古刹である。明治時代に俵瀬より移築され文化庁登録有形文化財に指定されているとのことでした。現在は、合格の門とされているとのことなので、受験合格を祈願して門を開け、通していただきました。光栄にも、その様子を赤岩山光恩寺のHPに載せていただきました。お忙しい時間を割いて説明していただいたご住職にお礼の言葉を述べ、再び赤岩の渡しから乗船し、葛和田の渡しに戻りました。1km位利根川に沿った土手をグライダーが空中を滑空している様子を見ながら歩きました。荻野吟子記念館に入館し、館長に館内の展示を丁寧に説明していただきました。また、熊谷市教育員会作成の冊子をいただきました。再び、葛和田のバス停まで戻り、バスに乗車し、熊谷駅で13時に解散しました。昨年は渋沢栄一、今年は塙保己一と荻野吟子を巡検し、埼玉県の三偉人について改めて深く学ぶことができました。文化祭で展示発表を計画しています。

下記のように、巡検写真を図書館入り口のホワイトボードに掲示しています。

                                           

4月2日(土)没後二百周年塙保己一巡検

    考古学部は、平日火曜と金曜の放課後1時間半程度活動しています。活動内容は、考古学に限定せず歴史的なテーマを決め図書館の書籍やインターネット等を活用し研究しています。   また、話題になっている博物館の展示や遺跡・史跡等を年数カ所巡検しています。巡検したことをパソコンで文書にまとめ、文化祭等で発表したり、埼玉県立さきたま史跡の博物館で体験したまが玉づくり体験等を実施しています。   今年度第1回目は、4月2日(土)に本庄市の塙保己一記念館「没後二百周年塙保己一の偉業」を巡検し、塙保己一記念館、塙保己一旧宅、塙保己一墓地等を訪れました。当日は9時半に本庄高校図書館前に集合し、本庄高校入口バス停から乗車し、児玉駅入口で下車し、児玉総合支所まで徒歩15分で塙保己一記念館に到着しました。入館料は無料ですが、展示内容はとても分かりやすく充実していました。まず、塙保己一の生涯についての映像を視聴しました。館内は7つの展示コーナー「1章保己一とふるさと」、「2章江戸の生活」、「3章群書類従」、「4章群書類従と版木」、「5章和学講談所」、「6章和学講談所の機能」、「7章塙保己一のすがた」に分かれており、日本語と英語の音声説明をヘッドホンで聴くことができます。塙保己一は、日本女医第一号の荻野吟子や三重苦を克服したヘレン・ケラーにも多大な影響を与えたことが解説されていました。記念館巡検後一万歩以上歩き、塙保己一旧宅と墓地を見学しました。現在も子孫の方が生活しながら保存されていることを知りました。巡検後の昼食は、郷土の銘菓である最中、手打ち中華そば等を食べるなど楽しく活動しています。

  下記のように、巡検写真を図書館入口のホワイトボードに掲示しています。

 

11月13日(土)本庄早稲田の杜ミュージアム巡検

 考古学部は、今年度4月3日「渋沢栄一翁と論語」、4月29日「埼玉県立さきたま史跡の博物館、まが玉づくり体験」、7月17日(土)「国宝妻沼聖天山」、10月30日(土)野原文殊寺周辺に引き続き5回目の巡検をしました。11月13日(土)9時半に本庄駅南口に1・2年3名が集合し、雲一つない青空の下、徒歩で本庄早稲田の杜ミュージアム開館1周年記念「大隈重信と渋沢栄一展」と常設展示の考古学資料を巡検しました。特に、常設展示の石器・土器・埴輪について太田博之学芸委員に丁寧に説明していただき、有意義な時間を過ごすことができました。また、昭和40年代の本庄高校考古学部研究集録「いぶき」創刊号が保管されており、見せていただきました。郷土の歴史に多大な功績を残されていることを知り、改めて感動しました。12時まで巡検をし徒歩で再び本庄駅南口に戻り、12時半に解散しました。

 巡検写真を図書館入口のホワイトボードに掲示していますのでご覧になってください。

10月30日(土) 野原文殊寺周辺巡検

 考古学部は、今年度4月3日「渋沢栄一翁と論語の里」、4月29日「埼玉県立さきたま史跡の博物館、まが玉づくり体験」、7月17日(土)「国宝妻沼聖天山」に引き続き4回目の巡検をしました。10月30日(土)8時半~9時に熊谷駅南口国際十王交通バスの乗り場に1・2年4名が集合し、熊谷駅9時20分発のバスに乗り、立正大学で降りました。当初は、立正大学博物館の考古学資料展示を見学する予定でしたが、コロナの影響で休館になってしまい見学ができませんでした。後日、再度見学を申請することになりました。立正大学から0.7㎞歩き日本三大文殊さまである野原の文殊寺を参拝し、文殊寺御住職よりパンフレットをいただき境内を巡検しました。なんと参拝をしている時に、偶然御年86歳の本庄高校元PTA会長ご夫妻にお会いし、「ご長女の話をされ、一生懸命に取り組めば、希望の進路を実現することができる」と激励のお言葉をいただきました。次に、1.5㎞歩き「踊る埴輪」が出土した八幡神社と野原古墳群を巡検しました。現在は雑木林や畑になっていて遺跡を確認することはできませんでした。また、「踊る埴輪」は、現在東京国立博物館の常設展示室に展示されています。帰りは立正大学11時40分発バスに乗り、熊谷駅で降り、軽食を食べるなど12時半に解散しました。

 巡検写真を図書館入口のホワイトボードに掲示していますのでご覧になってください。

7月17日(土) 妻沼聖天山巡検

 考古学部は、今年度4月3日「渋沢栄一翁と論語の里」、4月29日「埼玉県立さきたま史跡の博物館、まが玉づくり体験」に引き続き3回目の巡検をしました。7月17日(土)8時40分に熊谷駅北口朝日バスの6番乗り場に1・2年5名が集合し、熊谷駅8時53分発のバスに乗り、妻沼聖天前で降り巡検をしました。事前に2週間前にボランティアガイドを予約し、当日は田中晴吾氏による妻沼聖天山の案内、歴史、建造物、斎藤別当実盛、国宝歓喜院聖天堂について丁寧に説明をしていただき、大変勉強になりました。なんと御年84歳の年齢を感じさせない、心のこもった語りに感動しました。

 巡検後は梅雨が明け熱中症にならないように休憩所で休み、巡検したことを確かめながらスマホで撮影した印象に残った点を話し合いました。昼食は、名物の聖天寿司を境内のベンチで境内を見渡しながら食べました。帰りは妻沼聖天前13時04分発バスに乗り、熊谷駅で降り13時40分に解散しました。

 巡検写真を図書館入口のホワイトボードに掲示していますのでご覧になってください。