日誌

女子サッカー日誌

練習試合と2部リーグ戦結果

12月22日の午後、高崎女子高校サッカー部と8か月ぶりに試合をした。1年生にいい選手が2人いたのが印象に残った。レギュラーチームで臨んだが、0-1、0-2で完敗。1年生チームも1-2、0-0という結果であった。

24日の午後、本庄第一高校さんと2部リーグ戦をした。35分ハーフだ。高崎女子戦の反省を活かし、ポジションンとフォーメーションを大幅に変更した。新人戦に向けての、得点力アップの梃入れだ。前半は善戦して1-3だった。本庄第一高校さんからゴールを奪ったのは、奇跡だ。しかし、しっかり崩した得点だった。偶然ではない。でも、後半は0-6と大敗してしまった。

25日の午後、シュエットさんと30分を3本やった。2年生が3名欠席で、私の練習試合構想が崩れた。1年生に頑張ってもらった。0-4,0-4,0-0という結果であった。残念であった。しかし、大きな発見もあった。ボール奪取が見事な1年生を2人見いだせた。十分にレギュラークラスだ。

本庄高校女子サッカー部を強くする Part 8

膝抜き

相手から遠い足に力を入れてコンタクトするより、相手に近い方の足を踏み込んで、その膝を一瞬抜いて体を支えた瞬間にコンタクトすると、地面反力を活かした強いコンタクトができ、しかも、ボールをコントロールするという点でも有利だ。

ポイントは、当たる瞬間に、相手に近い方の足を踏んで、膝を抜く(抜いた直後、踏ん張る)ことだ。お尻から当たるような感覚を持てば、よりわかりやすくなる。その一瞬、作用、反作用の法則で、静止して立っている時の体重分よりも大きな力が地面から真上方向に返ってくる(地面反力)。この地面反力を相手に伝える体の使い方が、コンタクトでは最も重要だ。いくら筋肉を太くしても、このコンタクトのやりかたを知らなければ、筋肉は役に立たない。

例えば、体重60kgの人が、一瞬素早く、足首と膝を折り曲げて、重心を少し沈ませると、針は50kgくらいを指す。これを抜重(ばつじゅう)という。しかし、膝を抜いた直後に足裏全体で体重の落下を受け止めると、針は180kgを一瞬指す。是非、実際にやって、確かめてもらいたい。

最後に、新人戦の対戦に相手が決定した。南稜高校、浦和実業高校、狭山ヶ丘高校さんになった。応援を宜しくお願いする。

本庄高校女子サッカー部を強くする Part 7

ボディーコンタクトの前に

コンタクトの強さは、体格の差だけではない。筋力だけでコンタクトの強さが決まると思うのは間違いである。むしろ、目に見えないところにこそ本当の強さの秘訣が隠されている。

ディフェンダーの鉄則は、「からだ」が常にあらゆる状況に対応しなければならないことだ。相手がボールを回して攻めてくる場合は、どんな時であっても、相手の隙を見計らって「奪ってやる」といった積極性が大切だ。どんなに技術があっても、積極性がなければ、技術は機能しない。ボールを奪う積極性とは、ボールを相手から奪うチャンスをしっかり見極めることだ。見掛け倒しの積極性ではなく、したたかな計算が必要だ。相手に前を向かせないことが、チームに有効である。

しかし、ディフェンダーはボールを奪いに行かなければいけないから、攻撃だ。一方、ボール保持者は、ボールを保持しなければならないから、守備だ。攻撃と守備の感覚を大胆に変えてやるだけで、ディフェンス能力が必ず向上する。期待したい。

 

 

本庄高校女子サッカー部を強くする Part 6

オフ・ザ・ボールの動き

サッカーでは、ボールを触っていない時間が圧倒的に多い。優れた選手のボール扱いは、ボールに触っていない時間に支えられている。ボールを触っていない時間に何をするかが、ボールを触っている時と大きく関係している。

速さというのは、足の速さだけでは無い。優れたフォワード選手は、次にボールがどこに来て、ディフェンダーはどこの動くのか見抜いている。相手の弱点を観察して認識している。だから、足が遅くても、感じる速さが相手より勝っているので、速く見えるのだ。相手の背後のスペースや、間のスペースに走り込む動きでゴールを奪える。

さて、「見る」という動作は、一瞬だけチラッと見ただけであたかも視野を確保できるかのように思いがちだが、実際は前もって「見ておく」動作が大切だ。見ておいて、その流れを映画のように流しておけば、次のコマがどうなるか手に取るようにわかるので、自分のベストのプレーが選択できるだ。

最後に、相手のスペースを発見したら、積極的に走り込んで、相手の守備網を崩壊する動きに期待する。「見る」動作から、「行動を起こす」動作の方がより大切だ。流動的な、華麗なモダンサッカーを目指すのだ。段々と出来てきている。OG諸君、土日の練習に是非、参加してもらいたい。11vs11の試合が、メンバー17名で出来ない状態なのだ。宜しくお願いする。

 

本庄高校女子サッカー部を強くする Part5

トラップは引くのではなく押す。もし引いてしまうと、からだの動きが一度止まる静的安定な動作になる。試合中、前方から来たボールをトラップしてターンをイメージする。一見、引いているかのように見えるが、実は一流選手の動作を良く観察すると、次の進む方向へ押し出している。「引く」のか「押す」のかで、プレーのリズムは大きく変わる。「押す動作」といっても、ボールを決して、はじいたりはしない。例えば、胸の場合、胸の中心で捉えるのではなく、左右どちらかの胸の柔らかい筋肉の部分に当てれば、勢いのあるボールでもヘッチャラだ。動くことを優先するトラップならば、「押す動作」にすることで、より華麗な、流れるような動的プレーが可能になる。

更に、胸トラップを上手く使えると、プレーの幅は大きく広がる。但し、場面によっていろいろ使い分けることが重要だ。吸い付くような胸トラップからターンするプレー、体勢を崩しながらも胸トラップからシュートをゴールに持って行くプレー、これら全ての胸トラップに共通することは「押す動作」である。トラップは実は、「押す動作」であることを自覚して取り組んでもらいたい。意識を変えて練習しよう。二年生で、5名くらい、一年生で、1名急速に進歩している選手がいる。今後がますます楽しみだ。

本庄高校女子サッカー部を強くする Part 4

ブラジル型ヘディングは①「前にならえ」をして、両腕の肘を90度曲げ、前腕が真上を向いた状態にし、②その両腕を勢いよく開いてヘディングをするというものだ。これは、状態を反らせて、その反動でヘディングをするというこれまでの日本の教え方とは一味違ったものだ。分析すると、「前にならえ」をする構えは、上腕の外旋を意味する。外旋された上腕をそのまま水平に外転させ、胸を開く。この時、両方の肩甲骨が体幹を前方に押し出すように感じる。広背筋やいわゆる脊柱起立筋(抗重力筋)による体幹の綱体化がなされる。この作用を利用することで、ブラジル型ヘディングはボールを前に飛ばしている。

最後に、ジャンプヘッドの練習をするときに、高く跳ぶことも強くボールをたたくことも重要なことだが、相手より早いタイミングで跳ぶということも、とても重要なポイントである。相手との駆け引き、競り合いを楽しんでもらいたい。

練習試合結果

11月16日(土)の午後に、川越FCさんと対戦した。中学生年代の男子クラブチームだ。先日の台風の影響で、試合会場の確保も困難な状態が続き、リーグ戦の日程も延び延びだそうだ。さて、一年生が用事等で3名欠席だ。選手14名で、30分を3本やった。GKが休みなので、二年生のCBにGKを頼んだ。1対1の走力やチャレンジ&カバーの連係不足から、一本目は0-4だった。不慣れなポジションをこなしてもらった。全て前向きに捉えて、戦ってもらった。二本目は0-2、三本目は0-1という3連敗の結果であった。足が攣った選手が2名出た。2名とも二年生だった。良く食らいついていってくれた結果である。得点は取れなかったが、練習の成果のパスサッカーが段々と浸透してきているようだ。パスサッカーは、周りの助けがないと成立しない。

17日(日)の午後に、大妻嵐山高校さん(9名)とシュエットさん(中学生の女子クラブチーム)の対戦した。本日は一年生中心チームで臨んだ。CBはいつもの二年生ではなく、急造一年生コンビだ。段々と、一年生にも守備体型を身に付けてもらいたい。嵐山高校さんと1-0、1-0でした。嵐山高校さんも一年生6名のチームで新人戦は大変そうだ。シュエットさんとは0-3、0-3、0-0だった。シュエットさんとの最終戦は二年生中心チームにした。本当に徐々にパスサッカーになってきた。課題は得点力だ。飛び抜けた突破力がある選手がシュエットさん、川越FCには居る。本庄高校女子サッカー部にも、居るのだが、ゴール前になかなか切り込まない。今後に期待したいが、時間がかかるだろう。

最後に、11月24日(日)の午後、カサブランカさん(中学生の女子クラブチーム)と久し振りの対戦だ。OG諸君、たまには紅白戦(23日、30日)に参加してくれ。現在17名で、紅白戦が出来ない状況だ。

おおとりカップ戦結果

10日(日)の穏やかな日に、鴻巣陸上競技場にて開催されたおおとりカップ(8人制のサッカー)に1年チームと2年チームで参加した。1年チームはメンバーがジャスト8名で1名体調不良で欠席したため、2年のCBが参加し、交代要員無しの8名で臨んだ。白岡3に0-1、連合に0-1、チームKKに0-1の3連敗であったが、ボールがしっかり繋がり、サッカーらしくなってきた。惜しいのは全て残り2分くらいの失点が多かったことだ。

2年チームも、ジャスト8名の戦いとなった。GKは試合ごとに交代した。専門のGKが居ないためだ。白岡1に0-1、シンシアに2-0、マドレスに3-0、最後にエキシビションで白岡3と対戦し、1-0で勝利した。1年チームが負けたチームだ。2年生チームもボールが良く繋がり、選手も流動的に動けるようになってきた。3勝1敗で準優勝という賞状をいただけた。

最後に、小谷場中学校と大妻嵐山高校との対戦が無かったのが、残念でした。次は3月のお雛さまカップだ。対戦を楽しみに待つ。

本庄高校女子サッカー部を強くする Part 3

ピッチは2割、ピッチ外が8割

サッカーの練習の時だけ集中しても、それ以外の私生活がルーズであったり、監督の前だけでいい顔をしたりする選手は、いざという時にもろさが出る。本当に、高いパフォーマンスを求めるならば、ピッチ外つまりトレーニング以外の生活に気を配ることだ。日常の行いそのものが、練習であり、ここ一番という大事な場面にでる。

具体的には、一つ目は、授業態度である。体操服ではなく、キチンとした制服姿で、先生の話に傾聴し、大切なところを捉えようとする態度だ。二つ目は、清掃活動に対する積極的態度だ。部活動があるから、今日はいませんという生徒がいる。本末転倒だ。自分の役割・責任を果たせない生徒に、試合での役割・責任は果たせない。三つ目は家庭での生活習慣全体の態度だ。運動するに必要十分な栄養や睡眠をとる。更に、目にはなかなか見えてこない精神面の安定も必須だ。

ピッチ2割、ピッチ外8割の態度が、本庄高校女子サッカー部を強くする。新人戦が楽しみだ。

2部リーグ花咲徳栄戦結果

花咲徳栄高校さんにて、10:30より35分ハーフのリーグ戦を戦った。アップは9:20より、いつもの福島先生メニューで開始した。アウェーと部長が居ないためか、笑顔が少ない。久しぶりの公式戦で緊張しているようだ。次に、2人組のリフティング、3つ目に、ターンからのパス&ゴーを10分、4つ目に5vs2の2タッチアンダーの鳥かごを15分、最後に2人組リフティング3往復をやった。テーマは個人技で徳栄高校さん負けない、パスを繋ぎ相手を崩すである。スタメンは選手に決めさせた。2年8名、1年3名だ。10点取られてもいいから、パスをしっかり繋ぎ、チャレンジするように指示した。

 

前半15分まで、CBがヘディングで、センタリングを撥ね返したり、GKのファインプレーにも救われて、無失点であった。全体もコンパクトでここぞのところで、ボールをインターセプトできていた。しかし、左からのシュートがGK前で、イレギュラーし、失点した。しかし、そこからも、全然集中力が衰えず、20分追加点を許さず、前半が終了した。

ハーフタイムの指示は、 このリズムのままやり切ろうとした。慌てず、頭をキョロキョロして、ボールを繋ぐこととした。後半も15分まで、得点を許さなかった。不運にも、CBのクリアーミスからオウンゴールで2失点目を帰した。しかし、選手に焦りは感じられず、堂々とボールを奪い、繋ごうとした。大きな進歩である。1点取れそうな場面も演出できた。最終的には、徳栄高校さんが勢いづき、完全に崩されて2失点した。0-4の敗戦にはなったが、個々の技術、体幹では十分通用していた。選手にも、笑顔があり、自信を持てた試合でした。ボールを奪った後の展開に一工夫を加えられれば、本当にいいチームになりそうだ。新人戦での再戦が、楽しみだ。