日誌

女子サッカー日誌

本庄高校女子サッカー部を強くする Part 2

選手育成の3本柱

☆「挨拶」で相手の心を開く

心を込めた挨拶は、相手の心にもキチンと伝わるものだ。すると、挨拶された相手もいい気分になり、笑顔になる。挨拶には、相手の心の扉を開き、お互いの心を繋げる目的がある。この事をしっかりと理解した上で、一日を清々しい「挨拶」から始める習慣を身に付ける。

☆はっきり「返事」のできる環境をつくる

返事はサッカーで言えば、相手にパスを返すようなものだ。一対一の対話がキチンと成立するように、一つの返事も大切にする。チームの中では、自分の意見をストレスなくはっきり言える環境を整える事が大切だ。選手が主役。監督や先輩にも「いいえ」や「私はこう思います」と忌憚なく意見が言える環境を整える。

☆「後片付け」で、心を磨く

部室や荷物置き場を整理整頓する後片付けは選手の心を育てる上で欠かせない。練習や試合前に身の回りを綺麗にし、「よし!始めるぞ」と心のスイッチを切り替えて、平常心でピッチに出れば、正確な判断や的確な行動ができる。日常の生活習慣が人を磨き、素敵に成長させ、豊かな人生をつくる。コツコツやる。

最後に、11月4日(月)、花咲徳栄高校にて、2部公式戦である。久し振りの試合だ。

本庄高校女子サッカー部を強くする

本庄高校女子サッカー部を強くする、ベスト8を目標にやってきた。未だに達成してない。「昔、日本男子体操は、ソ連の解析と模倣を徹底し、1956年のメルボルン五輪で団体2位を獲得した。そこからの4年間で追いつき、ローマ五輪で見事に金メダルとなった。1976年五輪まで5大会連続金メダルに輝き続けた。世界の誰かが出来ることが、日本人だから出来ないと言うことはない。世界がやっていることをやれるようになれば、五分の勝負が出来る。日本のサッカー界は最初から「個では勝てっこない」と言っているようだ。」と福島大学の教授が言っていた。

本庄高校女子サッカー部員も、私もベスト8チームはスタメンがサッカー経験者で、個では勝てるなんて思ってもいなかった。そこに問題があるかもしれない。経験の差こそあるが、同じ高校生である。出来ないことがあるわけないと発想変える必要がある。自分や自分たちの可能性を制限する誤った思い込みだ。幸い、個の力が例年以上に伸びている。あこがれの選手の模倣をするだけで、個の力はグーンと伸びる。私自身もゴルフ練習で、全英オープン女子ゴルフで優勝した渋野日向子プロを模倣している。そのお陰で、最近はほぼ70台でラウンドできている。次なる目標は60台のラウンドだ。

最後に、ドリームキラー撲滅だ。出来ると思って出来ないことはあるけれど、できないと思ったら本当に絶対に出来ないものだ。サッカーのFWは、10回シュートして、1点でも取れば称賛される。自分を信じ続け、シュートを蹴り続けた結果、ゴールを決める。事実は、9回の失敗なのだが。「あれしちゃいけない、これしちゃいけない」ではなく、「ああしよう、こうしよう」のポジティブ思考で個の力を伸ばす。11月4日(月)、花咲徳栄さんと2部リーグ戦予定。応援宜しく。

ここが勝負どころ

桜ジャパンが快進撃を続けている。チームのスローガンは"One Team"だ。見事に、スコットランドに28対21で辛勝した。これまで1勝10敗の戦績だった。終盤のスコットランドの反撃を"One Team"の防御で食い止めた。これで、念願のベスト8を決めた。日本のラグビーの歴史を変えた。決勝トーナメントにて、ニュージーランドに敗退し、B組2位となった南アフリカと、A組1位として対戦する。前回大会の対戦の再来だ。これからは、桜ジャパンの歴史を創る番だ。観戦を楽しみしている。

感動したところを列挙すると、連続する助け合いのプレーからの数々のトライ、プレーごとに円陣を組んでの意思疎通を図る見事さ、怪我人が出た時のサブのメンバーとの交代の素早さ、更にそれでもチーム力が全く落ちない所等だ。普段から緻密にやっていないと絶対に無理だ。苦しい時間帯は、必ずある。そこを我慢し、凌げるかが勝負どころだ。本庄高校女子サッカー部も見習って、新人戦を戦い、上位を狙いたい。

 

 

 

「サッカートレーニング革命」の本の中に

「サッカートレーニング革命」の本の137ページより144ページまで、今年の3月まで本庄高校サッカー部のコーチをしていた福島智紀氏の特集が記載されていた。改めて、女子サッカー部がお世話になったことを思い出した。今現在も、アップで二軸メニューを実施している。福島氏の偉大さや手探りでの練習の様子が再確認できた。立ち足の股関節を外旋させ、膝を抜きやすくさせることで、結果的に蹴り足に体重を乗せながら軸を入れ替えていく動きを引き出そうとした。ポストプレーで敵を抑えながら後方からのパスをトラップするという場面でも、膝を抜くことで相手を抑えることとトラップを同時にスムーズに行っていることに気づいた。踏ん張ってプレーしていないことに気づいた。大きな気づきだった。力を抜くために、フットサルシューズで動いてみた。踏ん張る前に足の踏み替えをしようとした。結果、重心をコントロールしてバランスを崩さずにプレーできれば、どの方向にも素早く動けるようになった。キックも踏ん張らないので、以前と違った感覚で蹴れてきた。

強いボールを蹴るために、蹴る動きの中で体重の移動が必要だ。指導の際、ボールを蹴った後の蹴り足の膝裏を、立ち足で蹴る動作を導入した。軸を入れ替えることに通じていた。リトバルスキー氏は蹴った後、背中がボールの飛んでいく方向に向くぐらい体が回転していた。「上に跳ぶ」のではなく、「前に飛んでいくように」蹴る。

最後に、後からのチャージ等に対して、相手の押してくる力を利用して、ポンと前等に出て行く。相手の力に対抗するのではなく利用する。この技術も、膝を抜くことができればこそ、受け流すように相手の力を利用できるようになる。全て、福島氏が自分の体を実験台にした、信頼できるものだ。

現在、実践できている本庄高校女子サッカー部員を散見できるのは、嬉しい限りだ。

練習試合結果

10月5日(土)に中学生女子チーム・シュエットさんと中学生1・2年男子チーム・川越FCさんと対戦した。シュエットさんとは1年チームも2年チームも0-0の引き分けでした。2年生チームはボール保有率65パーセントくらいであったが、肝心のゴールが決まらなかった。残念である。自主的に朝練をやっている生徒の集中力や技術はその成果があった。いい練習は絶対嘘を吐かないものだ。

川越FC戦は1年生チーム0-2、2年生チーム0-4という結果でした。朝10:30からの準備で疲れたためか、コンパクトに戦えなかった。シュエットチームは川越FCさんから負けはしたが、プライドや意地を見せて、しっかりと得点していた。ブラボー。この対戦経験を次の対戦に活かしてもらいたい。

6日(日)には、松山女子高校さんと対戦した。1年生8名、2年生のたったの3名だった。日頃朝練を実施している2年生達だ。本庄高校女子サッカー部を牽引している3名だ。サッカーに懸ける気持ちの強さを感じた。尊敬に値する。松山女子2年チームに0-0、1年生チームに2-0で勝利したが、3本目の2年チームに対してプレッシングが緩くなり、ミドルシュートをを打たれ、GKのポロから失点した。これで一気に流れが変わり、更に2失点した。完敗であった。最後は、相手1年生チームに対して、1年生の右ハーフとトップ下の2人の生徒が粘って得点した。サッカー経験者の1年生が肝心の所でヘディングでボールをクリアーせず、ピンチに何度もなったことが最大の課題だ。高校になってサッカーを始めた1年生はヘディングにチャレンジしていた。私の助言を素直に聴けるプレーヤーは必ず伸びてくる。チームの力になれる。勝利に貢献できる。

次回の練習試合は13日(日)だ。熊谷女子高校さんだ。サッカー経験者が多数入部し、現在、県1部リーグに所属している。2年生が12日まで修学旅行なので、コンディショニングが心配だ。体調不良で休む2年生もいるだろう。チームがひとつにならないと大敗する。本日休んだ2年生のサッカーへの情熱に期待する。利己中ではなく、1年生に尊敬される先輩になりなさい。

 

 

心を整える

長谷部 誠氏(元日本代表キャプテン)の本より引用した。

長谷部氏は中高と各年代の日本代表に選ばれていない。しかし日本代表に選出された。時々、何故なのかと頭をよぎるそうだ。キーワードは「心」だそうだ。常に安定した心を備えることで、どんな試合でも一定以上のパフォーマンスが出せるそうだ。生活のリズム、睡眠、食事、そして練習。心に有害なことをしないようにしている。有害なこととは、頻繁メール、ガンガンなる携帯電話、インターネット、ゲーム。時間があっという間に経つ。24時間息つく暇がない。日々そうやって過ぎていくと、自分を見つめる時間がなく、心が荒んでいく一方である。サッカー選手で言えば、自分の問題点や解決策を考えずに闇雲に練習したり、集中力を欠き怪我を誘発させる。

1日の最後に必ず30分間、音楽もテレビも消し、布団に横になり、心を静める時間を作る。私の場合、家ではなく、ジムのマッサージ室で横になりながら、心を整えている。呼吸を整えている。鼻から四秒間、空気を吸い込み、腹を膨らませる。腹を膨らませまま、鼻から六秒間、息を出す。大切なのは、腹を膨らませたままにすることだ。5セットくらいやる。心が静まる、健康になること請け合いである。

最後に、試合までの「気持ちの準備」の方法で選手を分けると、主に2つのタイプになる。1つは試合の2、3日前から段々と気持ちを高めていくタイプ。試合の様々な状況を想像して、イメージトレーニングを重ねていく。本田圭佑氏タイプ。もう1つは試合直前まで、いつもと変わらない心理状態をキープし、試合当日にスイッチを入れるタイプ。中澤佑二氏タイプ。長谷部氏は前者のタイプであったが、ある試合の準備で大失敗をしたのをきっかけに、後者のタイプかもしれないと切り替えた。私のお勧めは、後者である。常に安定した心をキープするためにも、当日にスイッチオンで良い。私のゴルフも当日の朝にスイッチを入れる。また、78,79と70台が連続している。オープンコンペでもベスグロだ。

明治大学ラグビー部日本一

22年ぶりの優勝だった。導いたのは、指導2年目の田中澄憲(きよのり)氏だ。19年間、決勝戦に進んでいなかった。毎年、日本一を目指すと口で言っていたが、何をすべきか知っている選手はいなかった。田中氏が道筋を示し、それに則って一所懸命に練習に打ち込んだ。決勝戦で、九連覇を果たした帝京大学と一点差で敗れた。やることをやったら必ず結果は出る。来年こそは絶対に日本一になる、という覚悟がそこで生まれた。

日本一は、選手達の努力や実力だけでは達成できない。試合に出ないメンバーもスタッフも自分たちの手で日本一にするという高いモチベーションを保ててこそ達成できた。今後は、ハングリーに、細部にこだわり、自分からアクションを起こして、やり切って二連覇を目指す。

1990年代の明治大学が黄金期の時、普段は厳しい上下関係があっても、グランドでは皆平等だった。練習中に先輩を、「〇〇さん」と呼ぶと、『パスを回している時に、さんづけで呼んだら、それだけ動作が遅れるぞ」と怒鳴られた。

最後に、田中氏によると、伸びる選手は、気配りが出来る、生活習慣がしっかりしている(挨拶が出来る、清掃が出来る)、正しい努力が出来る、自分の強み、弱みをしっかり分析できる。自分で考えて努力できない子は成長のスピードが遅い。能力が高くても情熱のない選手は、消える。努力を続けられる情熱が不可欠だ。更に、指導者の本気度、情熱だ。本庄高校女子サッカー部に全力で向き合う所存だ。新人戦悔いが残らないように頑張る。

要は足首から下です

アンバランスが正常な動きを作る。立っている時から私達は動き続けている。走歩行の時、重心がかかと外側から始まり、外側を通って、最後に内側、つまり母指球から抜けるべきである。より効果的に、前進するには、土踏まずが浮いた柔らかい足状態から、土踏まずが平らになる硬い足状態になることが不可欠だ。硬い足で有効的に地面反力を得られるのだ。この2軸感覚が大切だ。過剰に、内股(足が内旋)すると、外反母趾になる、膝を痛める、腰痛になる、内臓を悪くする、猫背になる、肩こりになるの悪循環スパイラルになるそうだ。女子高校生の内股の子のなんと多いことか。将来が心配だ。

実際、部員の中にも、内股で猫背の子がいる。故障を心配していたが、最近、脚が痛いと訴えてきた。全ては、歩き方からきているようだ。そこで、歩行方法を内旋ではなく、外旋にするように指示した。後は本人の自覚次第だ。竹踏み、5指ソックス、足の親指と人指し指の間を矯正する器具では外反母趾がかえって悪化するそうだ。歩き方を改善すべきだ。私自身、外旋歩行(2軸歩行)を4年前から福島先生に教わり、意識して実践してきた。膝等の痛みが消えた。現在、呼吸も安定し、猫背ではなく、肩甲骨も良く稼働できて、健康である。健康診断も問題なし。

ゴルフも調子が上がり、現在75、75、78、75と4連続中で70台である。2軸歩行のお陰である。今後の人生のためにも、女子高校生諸君、内股歩行は止めなさい。

最後に、10月5日(日)の午後、シュエットさんと練習試合予定である。2軸の成果を出す。

 

2部リーグ浦和一女戦結果

15日(日)の10時30分に浦和一女高校さんと対戦した。スタメンは生徒に決めさせた。GKと左ハーフが1年生になった。残りは9名の2年生全員だ。8時に集合して、準備した。テント3張り、椅子、机の準備は協力して完璧であった。しかし、東側のタッチラインが蛇行していたので、消して引き直しさせた。次回からは気負付けてもらいたい。時間の無駄、労力の無駄である。更に、線審を1名出すことになっていたが、先輩が後輩のために買ってくれた審判着がずっと紛失している状態だ。多分、部室にあるはずだ。次回の公式戦までにしっかり探し出し、きちんとした服装で公式戦には臨んでもらいたい。こんなところの気の緩みが無くなれば、もっともっと強くなれるのだが。試合前にカリカリしても仕方がないので抑えた。

GK練習ゼロなので、アップは私と別メニューで取り組んだ。GKの基本フォーム、キャッチングを伝えた。最後に、マネージャーにボールを蹴ってもらい、私がシュートをする練習をした。ボールをスペースに運んでから、キックすること、お互いに助け合うこと(適度な距離間を維持)、ミドルシュートを打たせないこと(GKが練習ゼロなので)、技術的には有利であることを告げた。立ち上がり、またカウンターを受けた。原因は、中央へのグランダーのパスをインターセプトされたからだ。サイドから揺さぶりをかけるべきだった。段々、ゲームを支配できるようになる。しかし、シュートを打っているが、角度がない所からのシュートなので、GKにキャッチされたり、ゴールを外れたりした。前半0-0でした。

ハーフタイムに、2トップが常に近くにいる、センタリングはマイナスにする、ゴール前が密集しているから、バックパスしてCBがシュートをするとか、得点パターンを増やしなさいと指示した。我々のチームは、相手ゴールキックをインターセプトし、シュートする、ショートコーナーから切り込む、センタリングが得点の確率が高い、。別の言い方をすると、流れの中で中々、得点できないのだ。原因は、ポジションチェンジが無いからDF陣を混乱させられないことと、フォームを崩したシュートが多いことだ。リズムは良かったので、選手変更無しで後半に向かった。開始5分で、コーナーキックのボールを、CBいおりが胸トラップして、落ち着いて右足で得点した。どきどきして見守っていたが、後半17分にショートコーナーをして、攻撃的ボランチなおがドリブルで切り込み角度のない所から追加点を決めてくれた。これで、勝利を確信できた。残り3つのリーグ戦は、県内ベスト3チームサブだ。新人戦を占う戦いになる。

練習試合として、浦和一女高校のサブと1年生中心チームで25分のゲームをした。0-0であった。1時30分より伊勢崎清明高校さんと30分を3本やった。浦和一女高校戦で出来なかったコンビネーションをもっと高めるよう指示した。清明高校さんは1ヶ月ぶりの試合だったようだ。試合勘が衰えていたようだ。1本目は、4-0、0-0、0-0でした。スタメンチームが4得点出来た。最後に、1年のGKが全試合のゴールを死守してくれた。キャッチングには不安があるが、キックは素晴らしく、不安要素が皆無だった。お疲れさんでした。

 

2部リーグ戦

9月15日(日)の午前、本庄高校を会場に、浦和一女高校さんと10時30分より、2部リーグ戦第6戦を予定している。2部残留へのとても大切な試合である。決して負けは許されない状況だ。昨年度は、0-2で敗戦した。内容では、相手を上回れると思うが、ゴールを決めないことには勝利はない。トップと両サイドハーフの連係が不可欠だ。現在、ボールホルダーは6割の走力で、ボールをコントロールし、周りの状況を把握することを指示している。一方、その間に味方プレーヤーは、スペースへ走り込むように指導している。一番ダメな選手は、走らない選手である。ボールをパスしたら、必ず、サポートに行くように言った。4日(水)の練習ゲームでは、パス&ゴーも多数でて、連係のある、創造性のあるサッカーができた。6割でプレーすると、フォームが崩れず、視野も広がり、素晴らしいプレーを演出出来ることを実感した。どのような場面におかれても、「動きながら、瞬時にして判断する『スピード』を養成することだ。浦和一女戦期待する。

15日の午後、本庄高校女子サッカー部1期生のゲームメーカーのかおりが、コーチをしている伊勢崎清明高校さんと練習試合をやる。昼食を取ってからの試合となる。生徒は、大変であるがベストを尽くしてもらいたい。