私と図書館 その1-(2)
次にフランスの漫画家「メビウス」の「The world of EDENA」について・・・
この本は洋書の漫画ということで日本の図書館には所蔵がなく、英国から取り寄せてもらいました。日本の漫画とは違って、左から読み進める大きな本で、全ページカラーの漫画です。
私がこの漫画家を知ったのは、日本の有名漫画家「大友克洋」や「宮崎駿」、前の記事で書いた「松本大洋」などに大きな影響を与えたフランスの漫画家がいるという話を聞いて、調べてみたことがきっかけでした。
「メビウス」の描く絵は、シンプルな線に見えるのに、本当にそこにものがあるかのように思えました。どのページも綺麗な色合いで、四角い枠の中に広い世界が広がっていることにとても感動しました。1ページ1ページが1枚の作品みたいです。あの作家はこの人のここから影響を受けたんだろうなというところがいくつもありました。
この漫画は文字が英語なので、まだストーリーを全て追うことが出来ていないのですが、少しずつ読み進めていきたいです。O.N.