POPを作りました その2
8月8日は、私たちのクラスの図書館当番です。私は読書班に所属しているので、「POP作り」も担当しました。
選んだのは三浦しをんさんの「まほろ駅前多田便利軒」です。この本を選んだ理由は、映画、ドラマを見て、そして原作であるこの本を読んで「飽きた」などと思わせる隙が無かったからです。
たいてい、映像化した小説は、「あぁ原作のほうが良かったなぁ」もしくは「ドラマのほうが…」という感想を持たれがちですが、この小説は違うのです。
もちろん、映像化したものと原作で異なるストーリは存在していますが、映像版は小説の、小説は映像版の、それぞれがそれぞれのアナザーストーリーのような存在となっているのです。
要するに、私の意見としますと、どっちも見ていただきたい。そしてあわよくば、まほろの世界に少しでも多くの人がはまりこんでくれるとうれしいです。そんなつもりで、POPを作りました。
POPを作るときに工夫した点は、タバコの絵を丁寧に描いた事です。作中での『タバコ』のシーンが印象的なので目立たせるようにしました。作中ではかっこよく描かれているタバコですが、皆さんご存知のとおり『タバコは二十歳になってから』。いくら多田さんと行天さんがかっこいいからって、影響の受けすぎにはご注意ください。我が図書委員会では、一切の責任を取りません。N.I.
追伸:図書館では「タバコの健康に与える影響」「ニコチン依存」に関する本も取り揃え、利用をお待ちしています。