関東大会団体戦県大会→3年生引退
5/14(土)、3年生最後の春大会(関東大会県大会団体戦)が行われました。
ダブルス1本、シングルス2本の3本勝負です。
県大会個人戦の結果を受け、本高は第9シードでのエントリーとなりました。
初戦は南稜高校。練習試合でもお手合わせいただいたことがありますが、ジュニアの強豪選手を抱えているチームです。そのシングル1は手も足も出ず0-6で敗れてしまいましたが、ダブルスとシングル2が勝利し、2回戦進出。
2回戦は大宮高校。激戦の南部でしっかり活動しており、ジュニアの県大選手を擁するチームです。シングル1は勝負が見えており、あっさりこちらの敗退、相手はさらにダブルスにつぎ込んでくるオーダーでしたが、そこは本高得意のダブルス。意地を見せて跳ね返し、1勝1敗からのシングル2勝負。ここでシングル2が頑張りました。経験者の1年生を相手に、打ち込まれても懸命に食らいつき、スーパーキャッチを何本も拾い、相手のミスを誘って流れを作り、勝ち切りました!
この本高選手は、普段から学校での練習も手を抜かず、しぶとく食らいつく姿勢が持ち味でした。練習の成果を発揮できた一戦でした。
3回戦、ベスト8をかけた対戦は第8シードの星野高校。西部地区で経験者を集める強豪私立です。シングル1・2に経験者がいて、本高選手は1ゲームも取れず、ダブルスは接戦でしたが、対戦は0-2で打ち切られてしまいました…。
結果、県ベスト16でした。「星野と当たるまで頑張ろう」と言っていたので、行けるところまで行った感じです。最後まで本高らしい戦いができたので、やり切った感がありました(^-^)
県ベスト16!
3年生はこの大会を最後に、現役生活を退きます。2年間お疲れさまでした。
思えば一斉休校から始まったこの代、コロナに振り回されっ放しでした。
上位を狙えるはずの各種大会は直前で中止にさせられ、合宿も止められ、部内イベントも縮小させられ、ひたすら地道に練習の毎日…。
「こんなはずじゃなかった」と、部を抜ける部員もいましたが、上からの事なかれ主義の指示に従わざるを得ない我々には、引き留める言葉もありませんでした。
モチベーションを削がれるそんな中でも、ひたむきにテニスと向き合い、実力をつけた選手達、立派に現役生活を全うしました。
練習して、できなかったことができるようになり、試合に勝てるようになる。「私もやればできる」の達成感は、引退後や卒業後も、何かにぶつかったときに立ち向かう自信になります。
また、困ったときに支え合った仲間は、この先もきっと、困ったときに支えてくれます。最後に頼りになるのはやっぱり部活仲間です!
部活で培った財産が、この先に少しでも活かされてくれれば、顧問として幸いです。
硬式テニス部OGに幸あれ!
保護者の皆様へ
2年間の長きに渡り、硬式テニス部の活動にご理解ご協力をいただき、大変ありがとうございました。休みもなかなか取れず、ご家族で過ごす時間も削られてしまったこと、心苦しく思う部分もありますが、それに見合った経験がお子様に残っていてくれたら幸いです。
引退しても絆は続くと考えております。この後は、進路実現に向けてのサポートに切り替えます。能力や適性を踏まえ、進路希望が叶うよう尽力いたします。引き続きよろしくお願いいたします。