日誌

熊谷市テニス協会春季団体戦 → 3年生引退

5/14(日)、熊谷市テニス協会の団体戦が行われました。シングルス1本、ダブルス2本の3本勝負。予選リーグ(3ブロック)を行った後、各ブロック1位チームによる決勝リーグです。

本高は前年度の実績から、ブロック1位の位置にシード扱いで入れてもらえました。

予選は順当に勝ち上がり、決勝リーグは上手なレディースチームとの対戦です。

初戦、1勝1敗からのダブルス勝負がもつれ、マッチポイントを握りながらも捲られてタイブレイクで敗れる結果となりました…。続く2回戦目も全く同じ展開がデジャヴのように繰り広げられ、結果、全体の3位という結果でした。

決勝リーグでは勝てませんでしたが、そもそも高校生チームが決勝に残るだけで大健闘とされるこの大会、上位チームを脅かす展開まで持ち込めたことは上出来だったと思います。

協会の方からも「しびれるいい試合でしたね」とお褒めの言葉をいただきました。

 

 この日をもって3年生は引退となります。この代は5人の少数でしたが、本高女テニモットーの「明るく強く」を体現してくれた学年でした。時には大変な練習も笑って乗り切り、本番では結果を残す。行事も思いっきり楽しみ、充実した時間を過ごすことができました。

この日のメンバーからの最後の挨拶で、「テニス部に入ってよかった」「この5人でやれてよかった」との声を聞けて、こちらも一安心。これからは進路選択に向けて新たな挑戦が始まります。この部で培ったチームワークを糧に乗り切ろう!

   活きのいい試合

   表彰

   (安定の?)3位!

 

また、この日は、ある他校の選手のお姉さん(=私の前任校のテニス部の卒業生)がお母さんと一緒に妹の引退試合を見に来ていました。3人で私に挨拶に来てくださり、当時のお礼を言ってもらえたり、テニス部仲間とは今でも会っているとの近況報告が聞けたりしました。

やはり、卒業して大人になってからも絆が続いていくのは部活仲間なのかなと、ほっこり嬉しい気持ちになりました。

「不易」。「ブラック部活」なんて言葉がはびこり、部活加入率も下がっているこの頃ですが、価値あるものは変わらないものだと実感できる1日でした。

 

保護者の皆様へ

2年間に渡り、テニス部の活動にご理解ご協力いただきありがとうございました。

練習に試合にと、ご家族と過ごす時間も削られ、心苦しい面もありましたが、この2年間、生徒たちはとても楽しそうに過ごしてくれました。

時には苦労もあり、涙したこともありましたが、泣けるほど何かに打ち込める経験は大人になってもそうそうできるものではありません。

テニス部での経験が、きっと今後の彼女たちの糧になってくれると信じています。

これからは進路選択に切り替え、サポートに尽力していきたいと考えております。

引き続きよろしくお願いいたします。