日誌

令和5年度考古学部、5月5日(金)武蔵二ノ宮金鑚神社巡検

 今年度2回目の巡検として、5月5日(金)に神川町の武蔵二ノ宮金鑚神社を訪れました。当日は本庄駅南口バス停に9時に集合し、神泉総合支所ゆきに乗車し、新宿バス停で下車し坂道を国道に沿って20分歩き、10時半に鳥居前に到着しました。片道約1時間の道中で巡検の見どころを確認し巡検しました。先ず、競進社を設立し養蚕業で活躍した木村九蔵翁の頌徳碑、伊藤博文が揮毫した篆書を見学しました。次に、中世に活躍した武士団丹党安保氏が寄進した重要文化財のこけら葺きの屋根の多宝塔を見学しました。

 社務所前で事前に依頼した神職宮本氏に金鑚神社の由緒や歴史について説明していただき、社殿を参拝してから山頂まで巡検しました。500m山道を登り、重要文化財の鏡岩を見学し、さらに500m山道を登り、御嶽山山頂、石仏群、弁慶岩、地蔵穴を見学し、展望台から眼下の景色を眺望しました。

 伝承によると、日本武尊は倭姫命より授かった草薙剣と火打石のうち、火打石を金砂神社のご神体である御嶽山に納めたとのことである。それが金鑚神社の名称由来とのことです。

 バス停から下車し1時間近く歩き、山頂で食べたお弁当のおにぎりと水筒のお茶はとても美味しくいただくことができました。山道を下り、社務所で神職宮本氏にお礼の挨拶をして、新宿バス停から乗車し、本庄駅南口バス停で下車し、後日巡検したことをまとめ、文化祭で展示することを確認し、解散しました。

 下記のように、巡検写真を図書館入口のホワイトボードに掲示しています。