4月2日(土)没後二百周年塙保己一巡検
考古学部は、平日火曜と金曜の放課後1時間半程度活動しています。活動内容は、考古学に限定せず歴史的なテーマを決め図書館の書籍やインターネット等を活用し研究しています。 また、話題になっている博物館の展示や遺跡・史跡等を年数カ所巡検しています。巡検したことをパソコンで文書にまとめ、文化祭等で発表したり、埼玉県立さきたま史跡の博物館で体験したまが玉づくり体験等を実施しています。 今年度第1回目は、4月2日(土)に本庄市の塙保己一記念館「没後二百周年塙保己一の偉業」を巡検し、塙保己一記念館、塙保己一旧宅、塙保己一墓地等を訪れました。当日は9時半に本庄高校図書館前に集合し、本庄高校入口バス停から乗車し、児玉駅入口で下車し、児玉総合支所まで徒歩15分で塙保己一記念館に到着しました。入館料は無料ですが、展示内容はとても分かりやすく充実していました。まず、塙保己一の生涯についての映像を視聴しました。館内は7つの展示コーナー「1章保己一とふるさと」、「2章江戸の生活」、「3章群書類従」、「4章群書類従と版木」、「5章和学講談所」、「6章和学講談所の機能」、「7章塙保己一のすがた」に分かれており、日本語と英語の音声説明をヘッドホンで聴くことができます。塙保己一は、日本女医第一号の荻野吟子や三重苦を克服したヘレン・ケラーにも多大な影響を与えたことが解説されていました。記念館巡検後一万歩以上歩き、塙保己一旧宅と墓地を見学しました。現在も子孫の方が生活しながら保存されていることを知りました。巡検後の昼食は、郷土の銘菓である最中、手打ち中華そば等を食べるなど楽しく活動しています。
下記のように、巡検写真を図書館入口のホワイトボードに掲示しています。