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2021年12月の記事一覧

令和3年12月24日  演劇部・吹奏楽部合同のクリスマス公演がありました

 12月24日はクリスマスイブ。合同公演として、クリスマスプレゼントの準備に苦労するサンタクロースを題材にした作品を演劇部が披露、もろびとこぞりて・きよしこの夜などのクリスマスソングメドレーを吹奏楽部が演奏しました。楽しい時間をプレゼントしてもらい、観客は大満足でした。

 

令和3年12月24日 2学期の終業業式を行いました

 終業式は、オミクロン株感染拡大を予防する観点から、動画をライブ配信するかたちで実施しました。校長先生の講話は以下のとおりです。

 

 4月から始まったこの新年度、皆さんに話した内容を振り返ってみたいと思います。

 この間、校長として最も伝えたこと、求めたことは、「工夫」ということだったと思います。現状を「認知」し、状況を分析して、そこから求める「最適解」によって課題を乗り越える。問題を解決するため、乗り越えるためには工夫が必要です。諦めてやめてしまうのは簡単です。しかし、諦めずに、考えて、考えて更に考えて、絞りだすように生み出した「工夫」により、皆さんは数々の試練を乗り越えてきました。

 また、「トレードオフ」ということもよく話しました。二律背反の事象間でどこを着地点とするか。そのためには、正確な現状分析と、自分たちの状況を冷静に捉えることが必要です。そのような力も皆さんに求めました。これも最適解を探すという事とつながっています。

 さらに、「メタ認知」つまり「認知している自分を認知する」、自分の中のもう一人の自分が冷静に自分の状況を確認する力も必要であるという話しもしました。コロナ禍の中で、特に実践的に求められた力と言えます。自分はどのような状況であるかを認識したうえで、周囲の状況とどのように調整を図ればよいかを考えていくことが求められています。これは、これから学び続ける皆さんにとって重要な力になります。これから「学びの調整力」が求められていきます。メタ認知により自分の状況を把握し、学びを調整、例えば、現状の自分と学習方法を考えあわせ、継続または修正していく、このような力は益々重要度を増します。

そして、「創造」することについても話しました。0から1を生み出すわけですが、何もない中では生み出せません。蓄えた知識と経験があってはじめて創造することができます。学ぶこと、経験することの大切さがそこにあります。また、創造するためには「想像」する力が求められます。想像できることは創造できるということもあります。この想像する力は、これからを生きていく皆さんにとって重要です。自分を離れて思いを周囲に巡らせる。はるか彼方にまで巡らせる。物事だけでなく、相手の思いを考えることができるかは重要なことですが、これも想像力があるかどうかによります。

4月から、皆さんに話す機会が何度かありましたが、このようなことを話してきたと思います。

最後に2つ話をします。

一つは、新型コロナウイルス感染予防の話です。本日、通知を配布します。よく読んで、再度感染予防の徹底を心に誓ってください。まだまだ油断できる状況ではありません。基本的な感染予防対策をしっかり行ってください。

もう一つは3年生の皆さんに。3学期には大学入学共通テストをはじめとして、大学での一般入学試験等が行われます。今まで取り組んできた自分を信じて、進んでください。すでに結果をいただいている皆さんは、クラスの中でこれから入試に向かう人のサポートをしながら、自らの学力を高める努力を怠らないようにしてください。学びは、まだまだこれから本番です。この数か月学びの手を抜けば、大事な基礎力を充実させるチャンスを失います。最後まで学んで高校生活を駆け抜けてください。皆さんの学びは、これからが本番です。

最後に、コロナ禍の中、また、冬の季節ということもあり、気持ちが落ち着かないひともいると思います。そんな時、話を聞いてくれる人は少なくはありません。心からあふれでる思いを話したくなったら、話をしてください。直接でなくとも、電話での相談、SNSでの相談窓口もあります。相談先はカードでも配られています。とにかく話すだけでもいいのです。まずは、声にして相談してみてください。みなさん一人ひとりが宝です。大事に。大事にしてください。

それでは、令和3年、お疲れさまでした。素晴らしい令和4年にしていきましょう。先生方だけでは実現できません。生徒の皆さんの力が必要です。

新学期始業式でお会いしましょう。

 

 校長講話に続き、2学期に活躍した運動部・文化部及び、埼玉県高等学校英語スピーチコンテストでシルバープライズを受賞した生徒への賞状伝達を行いました。

令和3年12月18日  第5回学校説明会を実施しました

 本日、最後の学校説明会を実施しました。学校概要説明としてカリキュラムや部活動、進路実績の説明を行ったあと、入学者選抜方法についてもお話ししました。個別懇談会では、他県からの受験や通学方法に関する相談がありました。児玉・神川方面や伊勢崎方面からは路線バスを利用して通学していることを説明、納得されていました。広い敷地内をゆっくり散策されている姿も見られました。

令和3年12月17日  英語の研究授業をおこないました

 期末考査後も学びは続きます。今回、協調学習の手法を利用した英語の研究授業を実施しました。

 日本を訪れた外国人に日本食の良さを伝えるため、英文の記事をもとに英語で考え、それについて話し合う、という流れの授業で、活発な意見交換が行われていました。