日誌

2017年7月の記事一覧

戦術ミーティング②

今日は2時間『Individual Defending』という動画を視聴し、その後、グランドに出て、DVDで学習したことを意識しながら8vs8のゲーム形式のトレーニングを行いました。

 

昨日と今日で50~60の英単語または熟語を学習しました。

具体的にディフェンダーの個人戦術としてどんなことを学習したかは、サッカー部専用のブログ形式のHPに書きたいと思います。

「本庄高校 サッカー部」で検索してみてください。

※29日(土)、30日(日)に熊谷の八木橋百貨店で行われる北部進学フェアに、私(福島)は2日間とも参加する予定です。サッカー部に興味のある中学生の皆さん、お待ちしています。


戦術ミーティング

今日は雨で1年生の練習試合が中止になったため、学校でミーティングを行いました。

『Inidividual Attacking』という英語版戦術DVDを視聴しながら戦術とサッカー英単語の勉強をしました。

思ったより、彼らは基本英単語が分かっていなかったので、もっとこういう機会を増やすべきだと思いました。

以下に、学習したサッカー英語のいくつかをあげてみたいと思います。

hips(骨盤)、bottom(底)、accurate(正確な)、momentum(勢い)、penetration(突破)、tactics(戦術)、strategy(戦略)

1学期に英単語のアクセントの小テストを行って、-ic, -ics, -ical, -ityは直前の母音にアクセント(例外はpolitics)や-ateは2つ前の母音にアクセント(例外はadequate)といった基本ルールを学習したはずですが、accurateやtacticsの第一アクセントの位置が分からない生徒がほとんどでしたので、いささかショックを受けました。

サッカーも勉強も「やったはず、教えたはず」ではだめだと痛感しました。自分たちで考えて自ら身につけようと思うように仕向けなければならないと感じました。

イメージ

本日の練習で6vs6のゲーム形式のトレーニングを行いました。

このトレーニングで、監督の山田がフリーマン(ボールを保持しているチームの味方)として中に入ってプレーしているのを見ているだけで楽しいです。

ときどき、何人かの生徒が彼のアイデアやイメージにシンクロしたプレーをするときがありますが、なかなか彼のイメージに生徒らはついて行けません。

練習後に彼が部員たちに「ボールを受けるときに自分が前を向いていなかったら簡単に前を向いている味方を使って、その選手が前に出したボールを前向きに受ければいい。それをしないでとりあえず足元に止めるからリズムが狂ってしまう」と話していました。

それを瞬時に行うには、言葉で考えるよりもイメージ脳を使うことが大事だと感じます。ですから、走り込みだけをしてサッカーが上手くなることはありません。ゲームを通してチームメイトと連携を深め、サッカー頭を鍛えねばなりません。

私が現役でDFとしてプレーしているときに苦手だったFWは、選択肢の多い選手です。体を寄せればワンタッチで落とし、距離を取るとワンタッチで前を向かれ、「取れる」と思って奪いに行くと、止めるふりをしてボールを流し、駆け引きでかわされてしまう、そんな選手です。

監督の山田は、まさにそういう選手です。生徒たちが彼の真似をして、トラップと見せかけてスルーしたり、ヒールで相手DFが予想していない方向にパスをしたりと、アイデアのあるプレーをするようになってきました。

ボールを凝視していては、そういったプレーはできません。あくまでもボールは間接視野で見て、周りの状況を確認しなければなりません。

昨年の今頃は、ボールをじっと見てコントロールをするのに必死だったことを思うと、彼らは相当進歩したと思います。

26日から29日まで2、3年生は嬬恋で行われるフェスティバルに参加します。どんな内容の試合ができるか楽しみです。

ミラクルショット

先週金曜日のクロスからシュートの練習中、監督の山田が信じられないシュートを決めました。

右斜め後ろからの長いクロスが、自分の後方に飛んできた際、戻りながらなんとか右足に当てるも、ボールはゴールと全く違う方向に飛んで行くのが普通の選手ですが、彼の場合、360度くるっと回転しながら、なんと左足でボレーシュートをゴールに突き刺しました。

もはやマンガの世界です。我々の世代は『キャプテン翼』ではなく『赤き血のイレブン』ですが、「サブマリンシュート」や「ロケットシュート」の上を行くミラクルショットです。

U-16の試合は、オーバーエイジ3人を擁する熊谷西高校に対し、丁寧にパスをつないで攻めるも最後のパスの精度の質が悪く得点できず、逆にカウンターから失点し、0-1で負けてしまいましたが、試合の後に監督の山田が「練習時間は短いけど、終わった後に、自分が何が足りないか考えてトレーニングをすれば上手くなる。自分はプロになるためには何をすればいいか常に考えて高校時代に自主練を行っていた」と話しました。

生徒たちは、あのスーパーシュートは単なる偶然ではなく、日頃のトレーニングの賜物だということが分かったでしょう。そして、まだまだやるべきことが沢山あると気づいたはずです。

「そうさせるのではなく、そうなるように仕向ける」ことがスポーツ指導においてとても大切なことですが、彼はあのミラクルボレーシュート一発で生徒の心に火を点けることができます。

上には上がいることを知りたい中学生の皆さん、ぜひ、本庄高校サッカー部に入部してそれを体感してみてください。

終業式

1学期が終了し、生徒たちに通知表が配られました。
サッカー部員は欠点(赤点)が一人もいないですし、成績優良者は多数います。
本校が目指す「活力ある進学校」を体現すべく彼らはよく頑張っています。
前任校やその前の学校では、「赤点を取ったら夏合宿に連れて行かない」と1学期の初めに宣言し、実際に赤点を取った生徒を合宿に連れて行きませんでした。中には涙を流していた者もいましたが、心を鬼にして置いて行きました。
勉強も部活もしっかりやっている部を親御さんも学校の先生方も信頼します。
本庄高校サッカー部は、サッカーも勉強も両方大切にします。それが部員たちのためにもなりますし、今後の埼玉県サッカー界のためにもなると信じています。
私がワールドカップの仕事をさせていただいたときに出会ったFIFA(国際サッカー連盟)のメンバーは、サッカーで代表経験があり、何か国語も話せたり、弁護士の資格を持っていたりする人がいました。
将来、本庄高校サッカー部OBから、国際大会の裏方で活躍するような人材が出てくれたら教師冥利に尽きます。
もちろん、国際大会で活躍する選手が出てくれたら最高ですが。

U-18vs小川高校

7月16日(日)に行われたU-18vs小川高校は7-3で勝利しました。

慣れない3バックのためか、いとも簡単に失点してしまう場面がありましたが、彼らのサッカー頭を磨くうえで、様々なことにチャレンジすることは必要だと思います。

これで無失点記録は途絶えてしまいましたが、判断のある見ていて楽しいサッカーは、彼らの伸び代を感じさせるものでした。

次は1年生のU-16です。7月22日(土)10:00~熊谷西高校とアウェーで対戦します。

第1節の東京農大三高戦より進化したサッカーで、しかも勝利することを期待しています。